倉元製作所(5216)、ニューセンチュリー有限責任事業組合から第三者割当増資によるスポンサー支援へ
株式会社倉元製作所(5216)は、ニューセンチュリー有限責任事業組合とスポンサー支援に関する契約書を締結した。スポンサー契約に基づき、ニューセンチュリー有限責任事業組合を割当予定先とする第三者割当による新株式発行を決定した。
発行価額は、1株につき700,000,000円を15,438,949株で除した額。第三者割当の方法により、ニューセンチュリー有限責任事業組合に全てを割り当てる。
倉元製作所は、1975年10月に創業して以来、液晶ガラス基板の加工を中心に事業を展開。リーマンショックによる受注減により、1工場を閉鎖し収益体制の再構築を図ってきたが、2016年に液晶業界の有力企業の経営不振により三重工場も閉鎖、さらに液晶業界の海外生産拠点への移転の流れによる受注減にともない2018年12月期に55百万円の債務超過に陥る。
今後の事業再生と事業継続に向け、財務体質の抜本的な改善を図るため、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続のもとで事業再生に取り組んでいる。
ニューセンチュリー有限責任事業組合は、倉元製作所への出資のために組成された有限責任事業組合契約に関する法律に基づく有限責任事業組合であり、有価証券の取得、投資、保有及び運用等を行っている。
本件により、倉元製作所は、事業再生計画案の策定に当たって信用補完及び財務基盤の強化を図る。
●今後のスケジュール
払込期日 2020年4月7日