会社売却先シミュレーション

横河電機(6841)、米国のフローイメージング技術を有するFluid Imaging Technologies, Inc.の全株式取得

更新日:

横河電機株式会社(6841)は、Fluid Imaging Technologies, Inc.(米国メーン州、Fluid社)の全株式を両社の合意に基づき取得した。

横河電機は、制御事業、計測事業、航機、その他事業を展開している。細胞内部を3Dで観察する共焦点スキャナユニットや、培養細胞を用いた薬の評価実験を自動で行うハイコンテントスクリーニングシステムを提供し、ライブセルイメージング分野で世界中の最先端研究を支えている。

Fluid社は、浮遊細胞などの液体中の粒子測定装置の開発・製造・販売を専門とする企業。粒子イメージング分野で高い技術とノウハウを有している。

本件M&Aにより、横河電機は、細胞観察ソリューションの幅を広げ、ライフイノベーション事業の拡大を図り、バイオエコノミー市場向けビジネスの強化を図る。また、石油、化学、水道などの分野で展開している主力事業の制御事業の技術、ノウハウに、Fluid社のフローイメージング技術を応用し、医療、食品・飲料、薬品産業や環境分野など幅広い分野で新しい価値提供を目指す。

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

横河電機に関連するM&Aニュース

横河電機、再生可能エネルギー監視ソリューション提供の独BaxEnergyを買収

横河電機株式会社(6841)は、BaxEnergy(ドイツ・ハノーバー)を買収した。横河電機は、主力の制御事業、現場から経営レベルまでの顧客価値を最大化する総合的ソリューション、生産性向上のための各種ソフトウエア、生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計、プログラマブルコントローラ、工業用記録計等を提供している。BaxEnergyは、再生可能エネルギー監視ソリューション(Rene

横河電機、電磁流量計メーカーのインドAdept Fluidyneを買収

横河電機株式会社(6841)は、インド電磁流量計市場における国内トップメーカーの1社であるAdeptFluidynePvt.Ltd.(インド、マハーラーシュトラ州プネ市、以下「Adept」)を買収する契約を締結した。買収手続きは2024年3月末までに完了する予定。横河電機は、1987年、インドに現地法人を設立し、エネルギー産業などのプラント向けの制御システムや計測機器を提供してきた。上下水分野では

横河デジタル、ALGO ARTISと資本業務提携契約を締結

横河電機株式会社(6841)の完全子会社である横河デジタル株式会社(東京都武蔵野市)は、株式会社ALGOARTIS(東京都千代田区)と資本業務提携契約を締結した。横河デジタルは、製造業に対する経営コンサルティングサービス、AI・IIoT・クラウド・サイバーセキュリティ等を活用したDX・ITサービス、ソフトウェアサービスの開発・提供、AIの研究開発・提供(トレーニングプログラムを含む)等を行っている

セキュアとアムニモが資本業務提携へ

株式会社セキュア(4264)は、アムニモ株式会社(東京都武蔵野市)が実施する第三者割当増資を引き受け、資本業務提携に合意した。セキュアは、監視カメラシステムや顔認証・入退室システム等のAIソリューションの提供を行っている。アムニモは、横河電機株式会社の新規事業で立ち上がったベンチャー企業。IoTデバイスとクラウドサービスを組み合わせた映像ソリューション、IoTソリューション、AIソリューションの提

OKI、YOKOGAWAグループの航空機用計器事業を譲受け

沖電気工業株式会社(6703、OKI)は、横河電機株式会社(6841)、横河マニュファクチャリング株式会社(東京都武蔵野市)と、YOKOGAWAグループの航空機用計器事業を取得する事業譲渡契約を締結した。OKIは、情報通信、メカトロシステム、EMS、プリンターなどの各分野における製造・販売およびこれらに関するシステムの構築・ソリューションの提供、工事・保守・その他サービスなど事業を展開している。横

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年4月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード