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三井住友建設(1821)、三井E&Sホールディングスより、橋梁事業の三井E&S鉄構エンジニアリングの株式取得、子会社化へ

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三井住友建設株式会社(1821)は、株式会社三井E&S鉄構エンジニアリング(千葉県千葉市、MSE)の株式を株式会社三井E&Sホールディングス(7003、MES)より取得し子会社化することに関して、基本合意書を締結することを決定した。
また、本件株式取得に伴い、MSEの子会社であるドーピー建設工業株式会社(北海道札幌市、DPS)は、三井住友建設の孫会社となる。
取得割合は、70%となる。

三井住友建設は、土木・建築・プレストレストコンクリート工事の設計・施工及びこれらに関する事業とする建設事業と、不動産の売買、賃貸及び管理に関する事業とする開発事業を行っている。
また中期経営計画において、企業競争力の強化と企業価値創造を目指し、建設プロセスの変革、事業領域の拡大の施策を推進している。

MESは、船舶、海洋開発、機械、エンジニアリングなどを展開。
今回、三井住友建設が子会社化するMSEは、橋梁事業、橋梁保全事業、沿岸事業を行っており、MSEの子会社であるDPSは、橋梁事業、橋梁保全事業を展開している。三井住友建設は、MSE、DPS両社より建設工事を受注している他、JVを組成し橋梁等の工事を施工している。

本件M&Aにより、三井住友建設は、鋼構造物分野進出への足掛かりとなり、プレストレスト・コンクリートと鋼橋の設計施工に対する総合的な対応が可能になる。また、大規模更新や海外における事業拡大が見込まれ、MSE及びDPSの保有する技術の活用や営業拠点・生産拠点及び施工管理体制の効率化による生産性の向上を期待している。グループ会社が保有するリソースの活用により、同社における更なる企業価値の向上を図り、土木事業戦略を推進させる。

・今後のスケジュール
最終契約書締結日 令和2年8月上旬
株式譲渡実行日 令和2年10月1日

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