トランコム(9058)、AI・ロボティクス・IoTなど中国先進技術を日本国内へ導入を行うChinoh.Aiと資本業務提携
トランコム株式会社(9058)は、Chinoh.Ai株式会社(東京都千代田区、Chinoh.Ai)と資本業務提携契約を締結した。
トランコムおよびトランコムグループは、3PL事業、物流拠点間の幹線トラック便の求貨求車マッチング事業、製造領域での人材派遣事業をコア事業として、物流パートナー企業と一体となった輸配送ネットワークを構築している。また、物流センター運営における省人化を目的としたケースピッキング作業の自動化導入を進めている。
Chinoh.Aiは、AI・ロボティクス・IoT等において中国で先進物流テクノロジーのキュレーション事業を展開している。また、3ウェイRGV自動倉庫、搬送ロボット(AGV/AGF)、ピッキングロボットを開発し、人工知能を活用した次世代物流センター自動化システムの開発を中国の最先端テクノロジー企業と進めるなど、国内の企業に導入を進め、物流施設の労働力不足解消に取り組んでいる。
近年、Eコマース市場の拡大等により、物流の取扱件数は年々増加傾向にあり物流業界における慢性的な労働力不足の解消のために省人化・自動化・スマート化といった変革が課題となっている。
本提携により、トランコムは、最先端の物流技術を組み合わせた次世代型の物流施設をChinoh.Aiと共同開発し、第四次産業革新がもたらす価値提供を目指す。また、今後もシナジーを生む可能性があるベンチャー企業との協業や投資を積極的に実施し、事業価値の向上を図る。