会社売却先シミュレーション

オリンパス、映像事業を日本産業パートナーズに譲渡へ

更新日:

オリンパス株式会社(7733)は、日本産業パートナーズ株式会社(東京都千代田区、JIP)と、オリンパスの映像事業を新会社として分社化し、オリンパスからJIPが管理・運営その他関与するファンドに対して譲渡することに関する意向確認書を締結した。
オリンパスの映像事業を、会社分割等を用いて新会社に承継させ、オリンパスからJIPに対して、映像新会社の株式を譲渡する方法により実行する。

オリンパスは、医療分野からライフサイエンス・産業、カメラ・オーディオ分野において、内視鏡事業や治療機器事業、科学事業、映像事業を展開している。

JIPは、事業の選択と集中に取り組む企業が事業部門や子会社の外部への切り出し(カーブアウト)を行う際に投資を行い、その事業が持つ潜在成長力を引き出し自律的な成長を促進する「戦略的カーブアウト」の実績を有している。

オリンパスは、よりコンパクトで筋肉質且つ機動的な組織構造とすべく映像事業を分社化し、JIPのもとで事業を展開することが、映像事業の自律的かつ持続的な成長を実現し、オリンパスの製品を愛好する顧客への価値提供と、従業員にとって最適であると判断したことから、本件譲渡に至る。

・今後のスケジュール
最終契約締結 2020年9月30日
本取引完了 2020年12月31日

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

オリンパスに関連するM&Aニュース

オリンパス、整形外科事業をポラリス・キャピタル・グループに譲渡へ

オリンパス株式会社(7733)は、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社(東京都渋谷区)およびFHOrthoSAS社(フランス)から構成される整形外科事業部門を、ポラリス・キャピタル・グループへ譲渡する。オリンパスは、世界シェア7割の消化器内視鏡や、治療・手術に用いる治療機器を展開する医療機器メーカー。内視鏡事業、治療機器事業を行っている。ポラリス・キャピタル・グループは、企業の事業再編・再構築

オリンパス、完全子会社オリンパスデジタルシステムデザインを吸収合併へ

オリンパス株式会社(7733)は、連結子会社であるオリンパスデジタルシステムデザイン株式会社(東京都立川市)を、2023年10月1日を効力発生日として吸収合併することを決定した。オリンパスを存続会社とし、オリンパスデジタルシステムデザインを消滅会社とする吸収合併(簡易合併・略式合併)方式。オリンパスは、精密機械器具の製造販売を行う大手企業。オリンパスデジタルシステムデザインは、デジタルイメージング

オリンパス、韓国の消化器科処置具メーカーTaewoong Medical社を買収

オリンパス株式会社(7733)は、TaewoongMedicalCo.,Ltd.(韓国金浦市、以下TaewoongMedical社)を買収する。オリンパスは、精密機械器具の製造販売を行う大手企業。TaewoongMedical社は、韓国の消化器科処置具メーカー。胆道や食道、大腸、十二指腸の治療に用いるメタリックステント等、さまざまな消化器処置具を研究開発、製造している。本件M&Aによりオリンパスは

オリンパス、内視鏡検査向けクラウドAI開発の英Odin Medical Ltd.を子会社化へ

オリンパス株式会社(7733)は、OdinMedicalLtd.(英国ロンドン、以下Odin)の発行済全株式を連結子会社Keymed(Medical&IndustrialEquipment)Ltd.(英国)を通じて取得し、完全子会社化した。取得価格は、条件付対価を含め66百万ポンド。契約金は33百万ポンド、技術面・薬事面のマイルストーン達成時に最大33百万ポンドを支払う予定。オリンパスは、精密機械

オリンパス、科学事業を米投資ファンドのベインキャピタルに譲渡

オリンパス株式会社(7733)は、科学事業を担う特定子会社、株式会社エビデント(東京都新宿区)の全株式を、投資会社BainCapitalPrivateEquity,LP(アメリカ、ベインキャピタル)へ譲渡することを決定した。オリンパスは、医療分野、ライフサイエンス分野、産業分野で、様々なソリューションの提供を行っている。現在、内視鏡事業および治療機器事業を中心とした医療分野に積極的に経営資源を集中

この記事に関連するタグ

「会社分割・株式譲渡」に関連するコラム

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

M&A全般
【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業承継
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「会社分割・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年6月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード