川崎汽船、連結子会社をアメリカのインフラ投資ファンドに譲渡
川崎汽船株式会社(9107)の連結子会社であるINTERNATIONAL TRANSPORTATION SERVICE, INC.(アメリカ・カリフォルニア州、ITS社)の保有株式全てを、関係当局の承認を前提として、Macquarie Infrastructure and Real Assets(アメリカ・NY、MIRA)が運営するインフラ投資ファンドに譲渡することを決定した。
川崎汽船は、コンテナ船、ドライバルク船、自動車船、LNG船、液化ガス新事業、油槽船、エネルギー資源開発、ターミナル事業、物流事業を行っている。
川崎汽船の連結子会社であるITS社は、コンテナターミナル運営を主業としている。
MIRAは、20年以上にわたり世界をリードするインフラ投資ファンドとして、1,356億ドルの資産を管理しており、33 ヵ国で155のポートフォリオビジネス、約600の不動産、470万ヘクタールの農地への投資を行っている。
本件により、川崎汽船は、ポートフォリオ戦略の一環としてコンテナ船事業のONE社への移管に伴い同事業に関係するグループ会社戦略の見直しを図る。