SOMPOホールディングス、自動運転システム開発のティアフォーと資本業務提携締結
SOMPOホールディングス株式会社(8630)は、株式会社ティアフォー(東京都品川区)に対し、第三者割当増資の引受および損害保険ジャパン株式会社(東京都新宿区)が保有する株式の取得により約98億円を出資し、資本提携契約を締結した。
本出資によりティアフォーは、SOMPOホールディングスの関連会社となる。
SOMPOホールディングスは、損害保険会社、生命保険会社その他の保険業法の規定により子会社等とした会社の経営管理およびこれに附帯する業務を行っている。SOMPOグループは、顧客の視点ですべての価値判断を行い、保険を基盤としてさらに幅広い事業活動を通じ、顧客の安心・安全・健康に資する最高品質のサービスを提供し、社会に貢献している。
損害保険ジャパンは、自動車保険、火災保険、傷害保険、海外旅行保険業務を行っている。また、SOMPOグループは、国内損害保険事業を中心に、海外保険事業、国内生命保険事業などさまざまな事業を展開している。
ティアフォーは、自動運転システム開発事業などを展開している。
本提携によりSOMPOホールディングスは、ティアフォーと「自動運転プラットフォーム」に参画する主要なプレイヤーを募り、一体となって社会実装に向け協創を目指す。
また、得られたデータと、これまで損保ジャパンが培った事故の未然防止や事故対応のノウハウを融合することにより、安心・安全な自動運転の実用化を支援することで、社会課題の解決を目指す。
ティアフォーは、今回の資金調達により、自動運転システムの商用化はもとより、自動運転システムを広く社会に普及させる自動運転プラットフォームを活用したビジネスの展開を図る。