成長戦略セミナー

日産自動車、高級乗用車のサプライヤーダイムラーの保有する全株式売却

更新日:

日産自動車株式会社(7201)は、保有する全てのダイムラーAG(ドイツ・シュトゥットガルト、ダイムラー)株式を機関投資家に対してAccelerated Book Building (ABB)と呼ばれる手法により売却することを決定した。
売却総額は、約11億49百万ユーロ。ダイムラーの株式資本の1.54%に相当する16,448,378株を売却する。

日産自動車は、自動車の製造、販売および関連事業などを展開している。

ダイムラーは、高級乗用車のサプライヤーで世界最大級の商用車メーカー。

本件により、日産自動車は、取得資金を電動化の促進に向けた投資など、事業競争力をさらに強化・高めていくための原資として活用する。

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

輸送用機械・部品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、輸送用機械・部品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日産自動車に関連するM&Aニュース

日産、三菱自動車の株式を一部売却

日産自動車株式会社(7201)は、保有する三菱自動車工業株式会社(7211、以下:三菱自動車)の株式の一部を、三菱自動車へ売却すると発表した。日産自動車は、三菱自動車の発行済株式総数(自己株式を除く)の34.07%に相当する5億662万577株を保有している。そのうち、1億4902万8300株(自己株式を除く発行済株式総数の10.02%)を上限として三菱自動車へ売却する。三菱自動車の経営戦略を支援

日産自動車、Hondaと三菱自動車、3社での戦略的パートナーシップ検討の覚書を締結

日産自動車株式会社(7201)と本田技研工業株式会社(7267、以下「Honda」)、ならびに三菱自動車工業株式会社(7211)は、2024年3月15日に日産自動車とHondaが締結した、自動車の知能化・電動化に向けた戦略的パートナーシップの検討開始に関する覚書に基づく検討枠組みについて、三菱自動車が新たに参画し、三社で協議を進めることについて覚書を締結した。日産自動車は、自動車の製造、販売および

日産自動車、自己株式の取得及び消却へ

日産自動車株式会社(7201)は、2023年12月12日に開催した取締役会において、会社法第156条の規定に基づいて自己株式を取得すること及び、会社法第178条の規定に基づき、取得した自己株式を全数消却することを決議した。日産はルノーグループが、ルノーグループが信託会社に信託した日産自動車の株式の一部売却を決定したことを受け、日産自動車の財務戦略やフリーキャッシュフローの状況、新たなアライアンス契

日産自動車とルノーグループがアライアンス連携を強化

日産自動車株式会社(7201)は、ルノーグループ(フランス)とのアライアンスに関する声明を発表した。本件アライアンスの連携の強化は、次の3領域で構成される。①高い価値を生むプロジェクトによる、パートナーシップの再構築ラテンアメリカ、インドおよび欧州において、市場、自動車、技術の3つの視点で展開される主要プロジェクトの推進②パートナーが参加可能な新しい取り組みによる、戦略的な機敏性の向上ルノーグルー

日産自動車、現地子会社ロシア日産自動車製造の株式を「自動車・エンジン中央科学研究所」に譲渡へ

日産自動車株式会社(7201)は、ロシア市場からの撤退と、子会社であるロシア日産自動車製造会社(ロシアサンクトペテルブルク、以下ロシア日産)の全株式を自動車・エンジン中央科学研究所(ロシアモスクワ、以下NAMI)に譲渡することを決定した。譲渡価格は、1ユーロ。日産自動車は、自動車の製造販売および関連事業を展開している。自動車・エンジン中央科学研究所は、自動車の研究・開発および生産を行っている。日産

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・選択と集中」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

日本ハムは、なぜマリンフーズを双日に売却したのか?ニュース解説動画

M&A全般
日本ハムは、なぜマリンフーズを双日に売却したのか?ニュース解説動画

M&A業界のキャリアが長いふたりが、世の中の動き、プレスリリースをもとに分析をするニュース解説動画がYouTubeでスタートしました。本記事では動画の内容をご紹介します。動画本編はこちらからご覧いただけます。西川:今年に入っていろいろなニュースがある中で、気になったのは「BIGBOSS」ですね。臼井:あぁ…BIGBOSS銘柄(笑)…、日ハムさんですね。西川:2022年2月9日、日本ハムの子会社の水

シンガポール進出4年目を迎えて

海外M&A
シンガポール進出4年目を迎えて

日本M&Aセンターの初のASEAN海外拠点として、2016年4月にシンガポールに事務所を開設した。以来3年間の活動で得たシンガポールのM&A動向について記したい。ASEANにおけるM&A件数推移下の図を参照いただきたい。近年のアジアにおけるIn-Outの件数推移である。2018年はシンガポール企業の買収が53件と、最も多い。単年に限ったことではなく、ここ5年ほどはASEANのM&Aにおいて最も日本

ASEAN地域におけるM&A事例紹介

海外M&A
ASEAN地域におけるM&A事例紹介

日本M&Aセンター海外支援室は、日本企業のアジア進出あるいは撤退の支援を第一段階として展開してきた。今や、第2段として、日本企業の現地資本企業(ローカル企業)の買収等、いわゆるIN-OUT案件を発掘、構築する段階に至っている。ここでは、第1段階の総括として、ASEAN2カ国で成約した案件、および第2段階の本格的IN-OUTの端緒となるであろう案件をご紹介する。CASE1インドネシア【背景】買手A社

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・選択と集中」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年5月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード