成長戦略セミナー

DIC、完全子会社Sun Chemical Group S.p.Aを通じてSAPICI S.p.A.社を買収

更新日:

DIC株式会社(4631)の完全子会社であるSun Chemical Group S.p.A (イタリア・ミラノ、サンケミカル)は、イタリアの接着剤・ポリマメーカーであるSAPICI S.p.A.社(イタリア・ミラノ、SAPICI社)およびその持株会社であるFINAPE S.r.l社の全株式取得を目的とした売買契約を締結した。

DICは、印刷インキの製造と販売で創業、有機顔料と合成樹脂をベースとした事業範囲を拡大、素材から加工品、ソリューションに至る広範な事業・製品を展開している。

完全子会社サンケミカルは、印刷インキ、有機顔料、合成樹脂などの製造・販売を行っている。

SAPICI社は、工業用接着剤、ポリマなどの製造を行っている。また、サンケミカルの接着剤の生産委託先であり、高い品質管理能力と技術力を有している。

本件M&Aにより、DICは、サンケミカルとSAPICI社において、グローバルの接着剤供給体制の強化を図るとともに、地域間の戦略製品の相互補完を推進、2030年度にグループの接着剤売上高の倍増を目指す。
また、DICグループは今後も事業基盤の強化・拡大を推進させることから、パッケージソリューションの成長を加速させる。

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

DICに関連するM&Aニュース

エーアンドエーマテリアル、DIC子会社のDICデコールを買収

株式会社エーアンドエーマテリアル(5391)は、DIC株式会社(4631)から、DICデコール株式会社(埼玉県桶川市)の株式を取得し子会社化することを決定した。エーアンドエーマテリアルは、不燃建築材料の製造・販売及び工事の設計、工業用摩擦材・シール材、保温保冷断熱材、船舶用資材、防音材、伸縮継手他各種工業用材料・機器の製造及び販売、不動産賃貸収入等を行っている。DICデコールは、各種化粧板、建材塗

DIC、カナダのPCAS Canada Inc.社を買収

DIC株式会社(4631)は、PCASCanadaInc.社(カナダケベック州、以下PCAS-C社)の全株式をPCASS.A.社(フランス)から取得し、買収した。DICは、印刷インキ、有機顔料、合成樹脂などの製造・販売を行う化学メーカー。PCAS-C社は、半導体フォトレジストポリマーの製造・販売を行っている。本件M&AによりDICは、PCAS-C社の製造技術や量産ノウハウとDICの合成技術を融合す

DICの中国子会社、コーティング用樹脂メーカーのGuangdong TOD New Materialを買収

DIC株式会社(4631)の完全子会社であるDIC(China)Co.,Ltd.(中国・上海市)は、GuangdongTODNewMaterialCo.,Ltd.(中国・広東省、TODNM)の全株式を取得し、子会社化した。DICは、印刷インキ、有機顔料、合成樹脂などの製造・販売を行う化学メーカー。DIC(China)は、中国におけるDICグループ会社の統括、グループ会社への投資および各種経営支援サ

DIC、顔料事業を行うカラー&エフェクトジャパンを吸収合併へ

DIC株式会社(4631)は、完全子会社であるカラー&エフェクトジャパン株式会社(東京都中央区)を吸収合併することを決定した。DICを存続会社とし、カラー&エフェクトジャパンを消滅会社とする吸収合併。DICは、印刷インキ、有機顔料、合成樹脂等の製造・販売を行っている。カラー&エフェクトジャパンは、顔料、加工顔料、染料およびそれらの中間体の流通業務並びに技術サービスを行っている。DICが2021年に

DIC(4631)、米国子会社Sun Chemical Corporationを通じ、米国でジェットインキ事業を展開するSensient Imaging Technologiesの全株式取得へ

DIC株式会社(4631)の100%子会社であるSunChemicalCorporation(米国ニュージャージー州)は、SensientTechnologiesCorporation(米国ウィスコンシン州)の子会社SensientImagingTechnologies(米国ミズーリ州、SIT社)の全株式と事業関連資産を取得することを目的とした売買契約を締結した。DICは、印刷インキ、有機顔料、合

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年1月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード