会社売却先シミュレーション

ワールド、ナルミヤ・インターナショナル資本業務提携(TOB)、連結子会社化へ

更新日:

株式会社ワールド(3612)は、株式会社ナルミヤ・インターナショナル(9275、ナルミヤ)の普通株式を金融商品取引法による公開買付けにより取得し、資本業務提携契約を締結することを決定した。

買付け等の価格は、普通株式1株につき1,230円。
応募株券等の数の合計が買付予定数の下限(2,024,600株)に満たない場合は、応募株券等の全部の買付け等を行わず、応募株券等の数の合計が買付予定数の上限(2,690,930株)を超える場合は、その超える部分の全部又は一部の買付け等を行わない。
本件に伴い、ナルミヤは、持分法適用関連会社から連結子会社となる。

ワールドは、事業持株会社として、傘下のブランド事業、デジタル事業、プラットフォーム事業を営むグループ全体の経営管理、およびそれに付帯する業務を行っている。

ナルミヤは、ベビー・子供服の企画販売事業を展開している。

本提携により、ワールドは、両者が保有する経営層を含む人材、店舗資産、資金、事業運営上で収集される商品・販売・在庫などの膨大なデータなどの経営資源の相互活用を大幅に深め、ナルミヤとのシナジー効果創出を目指すとともに、さらなる企業価値の増大を目指す。

また、ナルミヤにおいては、ショッピングセンターへの出店やeコマースの強化、事業効率化による利益率改善、新規事業育成を加速させることから、さらなる持続的成長および株主価値向上の実現を目指す。

・今後のスケジュール
公開買付開始公告日 2022年1月14日
公開買付届出書提出日 2022年1月14日
届出当初の買付け等の期間 2022年1月14日~2022年2月14日

ファッション・生活用品小売業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ファッション・生活用品卸小売業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、ファッション・生活用品卸小売業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

この企業に関連するM&Aニュース

TSI、傘下の婦人服縫製会社をワールドへ売却

株式会社TSIホールディングス(3608)は、連結子会社である株式会社TSI(東京都港区)が保有する株式会社TSIソーイング(山形県米沢市)の株式及びTSIソーイングに付随する不動産を、株式会社ワールド(3612)に譲渡することを決定した。TSIホールディングスは、2011年に東京スタイルとサンエー・インターナショナルが経営統合してスタート。傘下に50を超えるアパレルブランドを保有する。TSIソー

ワールド、生成AIサービス展開のOpenFashionを連結子会社化

株式会社ワールド(3612)は、持分法適用関連会社である株式会社OpenFashion(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化することにした。ワールドは、総合ファッションアパレル企業。OpenFashionは、ファッション業界を主とした、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するためのソリューションを提供するテックカンパニー。連結子会社化の理由今後、ワールドグループにおけるデジタル事業の

ワールド、ライトオンへのTOBが成立

株式会社ワールド(3612)が日本政策投資銀行と共同出資するファンド、株式会社W&Dインベストメントデザイン(東京都港区)を通じて行った株式会社ライトオン(7445)の公開買付け(TOB)が、2025年1月6日をもって終了した。応募株券等の総数(18,427,778株)が買付予定数の下限(18,427,676株)以上となったため成立している。本公開買付けの結果、2025年1月16日(本公開買付けの

ワールド、ライトオンに対しTOBを実施

株式会社W&Dインベストメントデザイン(東京都港区)は、株式会社ライトオン(7445)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。ライトオンは、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後も、ライトオンは上場を維持する見通し。W&Dインベストメントデザインは、株式会社ワールド(2612)及び株式会社日本政策投資銀行がそれぞれ直接又は間接に50.00%ずつ出資している合弁会

ワールド、三菱商事ファッションを約93億円で買収

株式会社ワールド(3612)は、三菱商事株式会社(8058)の完全子会社である三菱商事ファッション株式会社(東京都港区)の全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。ワールドは、事業持株会社として、傘下のブランド事業、デジタル事業、プラットフォーム事業を営むグループ全体の経営管理、及びそれに付帯する業務を行っている。三菱商事ファッションは、衣料品・雑貨・靴等の製造販売、並びにこれらの営業・生産

この記事に関連するタグ

「資本業務提携・業務提携・TOB・子会社」に関連するコラム

資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)とは?TOB(Take-OverBid)は株式公開買付けのことで、買付け価格や期間などを公表して株主から株式を売却するよう呼びかけ、買付ける手法を指します。一般的に買付け価格や市場価格より高く設定され、株主は市場価格よりも高く株式を売却できる可能性があります。他の企業を買収、組織再編する場合や、MBO(経営陣による買収)で非上場化する場合などに用いられます。TOBを仕掛ける

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。原則20%以上の議決権の保有が条件ですが、20%未満での場合でも「一定の要件」にあてはまると関連会社になります。具体的に「一定の要件」とは、以下の内容を指します。|一定の要件:議決権保有比率が15%以上20%未満で、以下➀~⑤項目のいずれかに該当する場合||:------

業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。この記事のポイント業務提携の目的にはコスト削減や生産性向上があり、各企業の強みを活かしてシナジー効果を創出する。業務提携は資本移動を伴わず、業務委託とは異なり、双方の成長を目指

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年1月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード