メトセラ、株式会社日本再生医療の全株式を取得、完全子会社化
株式会社メトセラ(神奈川県川崎市)は、業務提携先であるキッズウェル・バイオ株式会社(東京都中央区)より、同社の完全子会社である株式会社日本再生医療(神奈川県川崎市、JRM)の全株式を取得した。
メトセラは、線維芽細胞を用いた細胞治療の研究・開発を行っている。
JRMは、再生医療技術・製品、細胞医薬品の研究開発を行っている。小児先天性心疾患を軸とした重篤な心疾患に対する新たな治療法を提供するため、心臓内幹細胞(CSC)を用いた再生医療等製品「JRM-001」の開発を推進。
キッズウェル・バイオは、バイオ新薬事業、バイオシミラー事業、新規バイオ事業(再生医療/細胞治療)を行っている。
本件M&Aにより、メトセラは製品開発ポートフォリオの拡充を目指す。
幅広い心疾患に対する切れ目のないパイプライン開発を実現し、将来的には製造ノウハウや販売体制の共有などにおいて幅広いシナジーを創出していく。