パナソニック 空質空調社、Systemair ABの業務用空調事業を1億ユーロで買収
パナソニック株式会社 空質空調社(東京都港区)は、Systemair AB(スウェーデン シンスカッテベリ市、以下システムエア社)の業務用空調事業を1億ユーロで買収する。
システムエア社で業務用空調事業を展開する、傘下のシステムエアS.r.l.、テクネアS.p.A、システムエアAC SASの発行済全株式を取得するとともに、販売会社Systemair GmbH(ドイツ・フランクフルト)の空調部門従業員を移籍させる。
取得した会社は、今後、人事・法務など必要な手続きを経て、パナソニックブランドの業務用空調事業の連結子会社として運営される予定。
パナソニック株式会社 空質空調社は、パナソニック ホールディングス株式会社(6752)の事業会社。換気扇や空気清浄機などの空質事業と、家庭用・業務用、両分野の空調事業を展開している。
システムエア社は、スウェーデンの大手空質空調機器メーカー。家庭用換気システム、業務用換気システム、業務用空調などの事業を展開している。
本件M&Aによりパナソニック株式会社 空質空調社は、業務用空調事業の新たな開発・生産・販売・保守体制を構築するとともに、両社のリソースを融合することで、空調に加え、給湯・暖房などでも、付加価値の高いソリューションを創出していく。