会社売却先シミュレーション

関西ペイントの欧州連結子会社Helios社、ドイツの老舗塗料メーカーCWSグループを子会社化へ

更新日:

関西ペイント株式会社(4613)は、欧州連結子会社であるKansai Helios Coatings GmbH(オーストリア ウィーン、以下Helios社)が、CWS Lackfabrik GmbH(ドイツ デューレン、以下CWSグループ)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。

関西ペイントは、各種塗料の製造販売、配色設計、バイオ関連・電子材料関連製品の製造販売を行っている。

Helios社は、関西ペイントの欧州連結子会社で、塗料製造・販売会社の持株会社。

CWSグループは、150年を超える事業経験を持つ老舗の塗料メーカー。欧州および米国で粉体塗料・合成樹脂事業を営んでいる。

本件M&Aにより関西ペイントは、CWSグループ13社を迎えることで、欧州連結子会社であるHelios社との事業シナジー効果を高め、クロスセルによる販売シェアの拡大や生産性の向上、およびポートフォリオの充実などを図る。

・今後の予定 株式譲渡実行日 2023年2月28日

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

関西ペイントに関連するM&Aニュース

関西ペイント、新世代バイオ素材開発のSpiberに出資

関西ペイント株式会社(4613)は、Spiber株式会社(山形県鶴岡市)と、構造タンパク質を用いた塗料分野の新素材、新技術の開発に向け、投資契約を締結するとともに、Spiberが実施する第三者割当増資の引き受けにより、同社株式を取得したことを発表した。Spiberは、2007年9月に創業した、構造タンパク質「BrewedProtein™素材」を開発する、山形県鶴岡市に拠点を置くバイオベンチャー。現

関西ペイントの欧州子会社であるKANSAI HELIOS社、WEILBURGER社を買収

関西ペイント株式会社(4613)は欧州連結子会社であるKansaiHeliosCoatingsGmbH(以下「KANSAIHELIOS社」)によって、ドイツ連邦共和国ヴァイルブルクに本社があり、欧州および北南米・アジア等で塗料等の製造・販売を行うGREBEHoldingsGmbH傘下の工業用塗料製造販売事業の全てを、WEILBURGERCoatingsGmbH社とWEILBURGERAsiaLtd

関西ペイント、アフリカ塗料事業運営の子会社2社をAkzo Nobelの子会社に譲渡へ

関西ペイント株式会社(4613)は、子会社のKansaiPlasconAfricaLtd.(南アフリカ、KPAL)およびKansaiPlasconEastAfrica(Pty)Ltd.(モーリシャス、KPEA)の株式をAkzoNobelCoatingsInternationalB.V.(オランダ・アムステルダム)に譲渡することを決定した。本件に伴い、KPALおよびKPEAは連結子会社から外れる。譲

関西ペイント(4613)、欧州の塗料メーカーHelios Groupを子会社化

関西ペイント(4613)は、欧州の塗料メーカーHeliosGroup各社の持株会社であるAnnagabS.A.(ルクセンブルク、Annagab)の全株式を、RingInternationalHoldingAG(オーストリア、Ring)その他の株主より取得し子会社化することを決定し、株主との間で株式譲渡契約を締結した。取得価額は概算700億円(フィー込)。関西ペイントは、中期経営計画において、グロー

関西ペイント(4613)、子会社がマレーシアの塗料メーカーSancora Paint Industries Sdn. Bhdの株式取得

関西ペイント(4613)の子会社であるKansaiPaintAsiaPacificSdn.Bhd(マレーシア、KPAP社)は、塗料メーカーであるSancoraPaintIndustriesSdn.Bhd(同国、SPI社)の株式を取得することを決定した。KPAP社によるSPI社の出資比率は100%となる。関西ペイントは、中期経営計画の重点方針としてグローバル化の加速を掲げており、特にASEAN市場を

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

M&A全般
【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年11月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード