会社売却先シミュレーション

INCJ、保有するナイルワークスの全株式を住友商事に譲渡

更新日:

株式会社INCJ(東京都港区)は、保有する株式会社ナイルワークス(東京都千代田区)の全株式を、住友商事株式会社(8053)へ譲渡した。

INCJは、官民出資の投資ファンド。投資先の企業価値向上活動や追加投資、マイルストーン投資、EXITに向けた活動を主要業務としている。

ナイルワークスは、農業用ドローンの企画製造販売、農業DX推進の製品技術・サービス開発を行っているベンチャー企業。

住友商事は、大手総合商社。多様な商品・サービスの販売、輸出入および三国間取引、国内外における事業投資など、多角的な事業活動を展開している。

INCJは初回投資5年を経て、そのExit方法についてナイルワークスや共同投資家と様々な協議・検討を行った結果、今後のナイルワークス事業展開も考慮し、既存株主である住友商事への株式譲渡が最も適切と判断し、本件に至る。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

住友商事に関連するM&Aニュース

住友商事、インドネシアの鉱山向け大型ポンプレンタル企業のRELを買収

住友商事株式会社(8053)は、100%子会社であるAverAsia(S)PteLtd(シンガポール、以下:AverAsia)を通じて、PT.ResourceEquipmentIndonesia(インドネシア、以下:REL)の株式100%を取得した。住友商事は、大手総合商社。鉄鋼製品や非鉄製品の製造・航空機のリースをはじめ、さまざまな事業分野にてグローバルに事業を展開している。RELは、インドネシ

住友商事、インドの再生エネルギー企業と新会社設立

住友商事株式会社(8053)は、AMPINEnergyTransitionPrivateLimited(インド、以下:AMPINエナジートランジション)と持ち株会社AMPINC&IPowerPrivateLimitedを設立した。新会社は、同国における再生可能エネルギー電源の開発および顧客企業に太陽光や風力など再生可能エネルギー由来の電力を供給するコーポレートPPA事業(※)の推進を目的としている

住友商事、建設・鉱山機械代理店事業のベルギーBIA Groupと戦略的資本提携

住友商事株式会社(8053)とBIAGroup(ベルギー、以下:BIAグループ)は、住友商事によるBIAグループへの出資を伴う戦略的資本提携契約を締結した。住友商事は、北米・欧州・アジア地域においてコマツ製品の代理店事業等を展開している。BIAグループは、アフリカ・欧州地域を中心とした多くの国で、コマツ製品をはじめとした建設・鉱山機械代理店事業を展開している。目的本提携により、BIAグループが持つ

住友商事、米国DexterityとAIロボティクスソフトウェア販売の合弁会社を設立

住友商事株式会社(8053)と、Dexterity,Inc.(米国、以下「Dexterity」)は、日本においてAIロボティクスソフトウェアの販売を行うDexterity-SCJapan合弁会社を設立した。住友商事は、グローバルな事業を展開している大手総合商社。Dexterityは、既存のハードウェアに組み合わせる独自のAI、コンピュータビジョン、制御技術を開発している。目的住友商事は、米国のコー

住友商事、ルーマニアの農業資材直販会社 Naturevoを完全子会社化

住友商事株式会社(8053)は、100%出資間接連結子会社のAlcedoS.R.L.(ルーマニア・ブカレスト、以下「アルチェド社」)を通じて、NaturevoS.R.L.(ルーマニア・ブカレスト、以下「ナチュレボ社」)を完全子会社化した。住友商事は、グローバルな事業を展開している大手総合商社。アルチェド社は、1990年に設立されたルーマニア最大の総合農業資材販売会社。ナチュレボ社は、農業資材直販事

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

【後悔しないM&A】会社売却の基礎知識!メリット・計算・税金・事例を紹介

M&A全般
【後悔しないM&A】会社売却の基礎知識!メリット・計算・税金・事例を紹介

会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほか

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年1月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード