事業承継セミナー

TIS、連結子会社の米Sequent Software Inc.を譲渡へ

更新日:

TIS株式会社(3626)は、連結子会社であるSequent Software Inc.(アメリカ カリフォルニア州、以下Sequent)の全保有株式の譲渡を決定した。

譲渡相手先は、Chardon Holdings Limited。なお、本件に伴い、SequentはTISの連結子会社から除外される。

TISは、独立系SIの大手企業。金融向けのシステム開発を主力としている。
デジタルウォレットサービスを拡大することを目的として、Sequentを2020年1月に連結子会社化していた。

Sequentは、モバイル決済に係るソフトウェアおよびサービス開発を行っている。

TISは、国内においてトークナイゼーション技術を用いたモバイルウォレットサービスで一定のシェアを獲得できるようになった一方、海外市場において収益拡大に至らない状況が続いていた。

その状況において、Sequentの少数株主より、ペイメント事業とは別の事業を志向する方針が提案され、本件を最善と判断した。

・今後の予定
株式譲渡契約締結日 2023年3月下旬
株式譲渡実行日   2023年3月下旬

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

TISに関連するM&Aニュース

TIS、精神科向け電子カルテ提供のレスコを子会社化

TIS株式会社(3626)は、精神科病院など向けに電子カルテを提供する株式会社レスコ(広島県広島市)の全株式を取得し、TISの連結子会社とすることを発表した。TISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社へのITサービスの提供等を行う。レスコは、電子カルテシステムの開発・販売、情報システム全般の設計・開発・導入、情報システム導入コンサルティングを行う。2003年に日本で初め

TIS、web3 プラットフォームを提供するフィナンシェと資本・業務提携へ

TISインテックグループのTIS株式会社(3626)は、web3プラットフォームを提供する株式会社フィナンシェ(東京都渋谷区)と資本・業務提携をしたと発表した。TISは、独立系SIの大手企業。金融向けのシステム開発を主力としている。フィナンシェは、ブロックチェーンを活用したトークン発行型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」をはじめ、NFTの企画・発行支援事業、IEO(Initial

TIS、日本ICSを子会社化へ

TIS株式会社(3626)は、日本ICS株式会社(大阪府大阪市)の連結子会社化を決定し、株式譲渡契約を締結した。TISは、独立系SIの大手企業。金融向けのシステム開発を主力としている。日本ICSは、税理士事務所およびその顧問先企業向けに会計・税務パッケージなどを提供している。本件M&Aにより、TISの金融機関向けビジネスと、日本ICSの税理士等の士業向けビジネスを組み合わせ、以下の取組みを進め、顧

TIS、インドのVector Consulting Groupと資本・業務提携

TISインテックグループのTIS株式会社(3626)は、VectorManagementConsultingPvt.Ltd.(インド、以下Vector社)と資本・業務提携し、同社を持分法適用会社化する。TISインテックグループは、システム・インテグレーション、システム開発、アウトソーシング、コンサルティング、クラウドサービスを中心に事業展開している総合IT企業。TISは、独立系SIの大手企業。金融

TIS、中国の自動運転EVスタートアップ企業の貴州翰凱斯智能技術と資本業務提携

TISインテックグループのTIS株式会社(3626)は、貴州翰凱斯智能技術有限会社(中国・貴州省、HanKaiSiIntelligentTechnologyCo.,Ltd.,Guizhou:PIXMoving)と資本・業務提携を行った。TISインテックグループは、システム・インテグレーション、システム開発、アウトソーシング、コンサルティング、クラウドサービスを中心に事業展開している総合IT企業。P

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・連結」に関連するコラム

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。お問合せ

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

「株式譲渡・子会社・連結」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年3月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード