株価算定シミュレーション

富士フイルム、米Entegris, Inc.の半導体用プロセスケミカル事業を買収へ

更新日:

富士フイルム株式会社(東京都港区)は、Entegris, Inc.(米国 マサチューセッツ州、以下Entegris社)の半導体用プロセスケミカル事業を買収する。

Entegris社のグループ会社で半導体用プロセスケミカル事業を展開するCMC Materials KMG Corporation(本社:米国テキサス州 以下、KMG社)の発行済全株式を取得するかたち。

富士フイルムは、富士フイルムホールディングス(4901)の子会社。ヘルスケア、マテリアルズ、イメージング(フォトイメージング、光学電子映像)に関わる製品・サービスの提供を行っている。

Entegris社は、米国の半導体材料メーカー。
Entegris社のグループ会社であるKMG社は、半導体用プロセスケミカルなどの研究開発・製造・販売などを行っている。

本件M&Aにより富士フイルムは、製品ラインアップ拡充による顧客提案力の強化や、より強固なグローバル製造体制の構築などを図り、電子材料事業の成長を加速させる。
なお、KMG社の全株式取得に要する資金総額は、7億米ドル。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

富士フイルムホールディングスに関連するM&Aニュース

富士フイルムビジネスイノベーション、豪州のIT企業MicroChannel社を買収

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(東京都港区)は、MicroChannelServicesPty.Limited(オーストラリアシドニー、以下MicroChannel社)と、そのグループ会社の株式を取得する。本件に関連して、MicroChannel社は3月1日より、社名をFUJIFILMMicroChannelServicesPtyLtdに変更する。富士フイルムビジネスイノベーションは、

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ、子会社の富士フイルムGSテクノを吸収合併へ

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社(東京都港区)は、子会社である富士フイルムGSテクノ株式会社(東京都江東区)を吸収合併する。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズが存続会社となり、富士フイルムGSテクノは解散する。本件に伴い、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは、社名を富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社に変更する。富士フイルムグローバルグラフィック

富士フイルム、米Inspirata, Inc.のデジタル病理部門を買収

富士フイルム株式会社(東京都港区)は、Inspirata,Inc.(米国フロリダ州、以下インスピラータ社)のデジタル病理部門を買収する。富士フイルムは、富士フイルムホールディングス(4901)の完全子会社。ヘルスケア、マテリアルズ、イメージング(フォトイメージング、光学電子映像)に関わる製品・サービスの提供を行っている。インスピラータ社は、デジタル病理診断用ソフトウェアのリーディングカンパニー。北

富士フイルム、細胞の画像解析サービス提供の米フェノビスタへ出資

富士フイルム株式会社(東京都港区)は、PhenoVistaBiosciences,Inc(米国カリフォルニア州、以下フェノビスタ)の第三者割当増資を引き受け、同社に出資した。なお、本出資は、ライフサイエンス領域のコーポレートベンチャーキャピタル(以下LS-CVC)を通じて実施される。富士フイルムは、富士フイルムホールディングス株式会社(4901)の完全子会社。ヘルスケア、マテリアルズ、イメージング

富士フイルム、米国子会社を通じて米国バイオテック企業シェナンドーア社を買収

富士フイルム株式会社(東京都港区)は、米国子会社のFUJIFILMIrvineScientific,Inc.(アメリカ・カリフォルニア州、FISI)を通じて、米国バイオテック企業ShenandoahBiotechnology,Inc.(アメリカ・ペンシルバニア州、シェナンドーア社)を買収することを決定した。富士フイルムは、写真フィルムなどで培ってきた技術を生かし、「ヘルスケア」「マテリアルズ」「イ

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは会社が買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aは譲渡企業(売り手)、譲受け企業(買い手)の双方が目的実現のために、M&Aを実行します。しかし、残念ながら中にはM&Aが失敗、交渉途中に破談に終わるケースもあります。本記事では、M&Aが失敗に至ってしまう原因や、対応策についてご紹介します。この記事のポイントM&Aが失敗する主な原因には、想定したシナジー効果が得られないこと、のれんの減損損失、想定外のリスクの発覚、従業員の離職がある。M&A交

[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

M&A全般
[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

2022年9月、フードデリバリーブランドのフランチャイズ事業を展開する株式会社バーチャルレストランは、株式会社USEN-NEXTHOLDINGSに株式譲渡を行いました。株式会社バーチャルレストラン代表取締役社長牧本天増様と株式会社バーチャルレストラン取締役小松原史弥様を迎えて、M&A実施の背景、今後の展望について、担当コンサルタントの渡邉がお話を伺いました。学生時代に起業、バーチャルレストランが出

「買収・クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

譲渡・売却先の探し方、選び方のポイント

譲渡・売却先の探し方、選び方のポイント

会社の譲渡・売却を通じてどういう会社になりたいか、そのためにどんな相手に会社を売却したいか、イメージし明確化することは非常に大切です。本記事では、売却する相手を探す時、そして具体的に検討する時のポイントについてご紹介します。この記事のポイントM&Aの譲渡先を探す際は、同業種か異業種か、近隣か遠隔地かを考慮し、シナジー効果を見込むことが重要である。譲渡先が事業会社、ファンド、または個人かによっても戦

M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?算定方法、ポイントを解説

M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?算定方法、ポイントを解説

M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?M&Aにおける「企業価値評価」とは、文字通り企業全体の価値を評価することを意味します。「企業全体の価値」とは、企業が保有する資産の価値だけでなく、企業が今後創出すると見込まれる収益力、及びその源泉となる無形資産をも含めた価値を指します。これらは以下のように言い換えることができます。企業価値=「事業価値(事業が生み出す経済的価値)」+「非事業用資産(余剰

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード