会社売却先シミュレーション

ウェーブロックホールディングスとRP東プラが資本業務提携へ

更新日:

ウェーブロックホールディングス株式会社(7940)は、アァルピィ東プラ株式会社(大阪府吹田市、以下RP東プラ)と資本業務提携を行うことを決定した。

ウェーブロックホールディングスは、合成繊維製網製品・金属調加飾フィルムの製造販売等を行うグループの持株会社。

RP東プラは、IT/家電等向けプラスチック精密成形品、電子部品/食品包材等向けシートの製造、およびその国内外販売等を行っている。

両社は、収益基盤の強化と事業シナジー創出が見込めることから、業務提携を実施することとした。

業務提携をより確実に進めるため、RP東プラの一部株主より発行済株式総数の 20.32%の株式譲渡を受け、ウェーブロックホールディングスの持分法適用の関連会社とする。

本提携の推進状況に応じ、RP東プラの発行済株式の過半数以上の株式を取得することも検討していく。

【業務提携内容】
(1)顧客開拓の協働や相互生産受委託の推進
(2)既存事業再構築による収益力強化
(3)技術・ノウハウ・アセットを有効活用した製品の生産規模拡張
(4)インドネシア・タイ・ベトナム拠点活用による ASEAN 市場開拓
(5)生産・物流拠点の最適化、営業力・購買力の強化

【資本提携内容】
一部既存株主が持つ普通株式232,552株(RP東プラ発行済株式総数に対する所有割合20.32%)をウェーブロックホールディングスが取得する。

・今後の予定
資本業務提携契約締結日 2023年5月18日
出資実行日       2023年6月1日

この企業に関連するM&Aニュース

ウェーブロックHD、プラスチック製品の開発設計・製造のミネを買収

ウェーブロックホールディングス株式会社(7940、以下:ウェーブロックHD)は、一定の条件(上場企業が採用する会計基準に対応可能な事務処理能力および決算処理早期化)が整った場合に、有限会社ミネ(新潟県三条市)の発行済株式の全株式を、ウェーブロックHDの子会社である株式会社イノベックス(東京都中央区)を通じて取得し、子会社(孫会社)化することを決定していた。この度それらの条件を充足したことが認められ

ウェーブロックHDの子会社イノベックス、エイゼンコーポレーションの全株式取得、孫会社化へ

ウェーブロックホールディングス株式会社(7940)は、子会社である株式会社イノベックス(東京都中央区、INX)を通じて株式会社エイゼンコーポレーション(群馬県前橋市、エイゼン)の発行済株式の全株式を取得し、子会社(孫会社)化することを決定した。ウェーブロックHDは、持株会社。グループ全体の戦略策定、経営管理を行っている。子会社イノベックスは、プラスチックシート・フィルム、合成繊維製網製品、その他加

サンゲツ、インテリア関連販売事業のウェーブロックインテリアの株式取得、子会社化へ

株式会社サンゲツ(8130)は、は、株式会社ウェーブロックインテリア(東京都中央区、WIT)の株式をウェーブロックホールディングス株式会社(7940)より取得、子会社とすることを決定し、ウェーブロックホールディングスとの間で本件株式取得に係る株式譲渡契約を締結した。取得価額は、2,397百万円。議決権所有割合は、51.0%となる。サンゲツは、インテリアの専門商社であり、主に壁紙、床材、カーテン、椅

この記事に関連するタグ

「資本業務提携・持株会社・業務提携・資本提携」に関連するコラム

資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。この記事のポイント業務提携の目的にはコスト削減や生産性向上があり、各企業の強みを活かしてシナジー効果を創出する。業務提携は資本移動を伴わず、業務委託とは異なり、双方の成長を目指

アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

経営・ビジネス
アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

アライアンスとはアライアンスとは、異なる企業や組織が協力関係を築き、共同で目標を達成するために提携することを指します。一般的には市場競争力の強化、リソースの共有、新たなビジネスチャンスの創出などを目的として行われます。英語(alliance)では「同盟」「提携」「連合」などの意味を持ち、この協力関係は、単なる取引以上の戦略的な意味合いを持つことが多く、長期的なビジョンを共有する過程が含まれます。こ

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

ホールディングス化とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
ホールディングス化とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

ホールディングス化とは?ホールディングス化は、持株会社(ホールディングス)が傘下の事業会社の株式を保有してグループ全体の戦略策定・管理に専念し、中核事業等の運営は各事業会社が行う企業形態を指します。企業同士の資本関係には、お互いに資本を持ち合う「資本提携」や、どちらかの企業がもう一方の企業の株式を保有する親子会社などさまざまな形があります。本記事で紹介するホールディングス化も、こうした資本関係の一

持株会社とは?種類やメリット・デメリット、事業承継への活用を解説

経営・ビジネス
持株会社とは?種類やメリット・デメリット、事業承継への活用を解説

複数の会社が企業グループを形成する際、近年多くの企業が導入しているのが持株会社制度です。本記事では持株会社の特徴や種類、メリット・デメリットなどについて解説します。この記事のポイント持株会社を通じて事業承継を行うことで、経営権の移譲や税負担の軽減が可能となり、スムーズな経営継続が実現できる。持株会社は、純粋持株会社、事業持株会社、金融持株会社の3種類があり、効率的な経営やリスク管理を促進する役割を

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード