エヌ・シー・エヌ、SE住宅ローンサービスの株式をパブリックホールディングスに譲渡へ
株式会社エヌ・シー・エヌ(7057)は、連結子会社であるSE住宅ローンサービス株式会社(東京都千代田区)の株式を、パブリックホールディングス株式会社(埼玉県熊谷市)に譲渡することを決定した。
100%保有するSE住宅ローンサービスの株式のうち、60%をパブリックホールディングスに譲渡する。譲渡価格は11,114千円(1株当たり9,262円)。
エヌ・シー・エヌは、開発木造耐震設計事業(耐震構法SE構法)を行う。構造計算された耐震性の高い木造建築を実現するための独自建築システム「SE構法」を開発した。
SE住宅ローンサービスは、貸金業の代理業務、金融商品の仲介業等を行う。
パブリックホールディングスは、経営コンサルタント業、住宅金融代理業、IT通信業、住宅と町づくりコンサルタント業、不動産仲介業、損保・生保代理業を行う。
エヌ・シー・エヌは、今回の株式譲渡により、パブリックホールディングスグループの住宅金融サービスに対する知見と営業体制を活用することで、登録施工店に対する金融面のサポート体制を充実させる狙い。
また、幅広い住宅金融関連サービスの提供を通じて、SE構法登録施工店各社の事業成長に加え、エヌ・シー・エヌグループおよびパブリックホールディングスグループの事業拡大につながると思慮した。