株価算定シミュレーション

デンソー、オランダの施設園芸事業者であるCerthon Build B.V.の全株式取得

更新日:

株式会社デンソー(6902)は、Certhon Build B.V.(オランダ、以下セルトン)の全株式を取得した。

デンソーは、自動車技術、システム・製品を提供する、グローバルな自動車部品メーカー。

セルトンは、施設園芸ソリューションの開発、販売を行う。125年以上の歴史を持つ。

両社は、2020年3月に資本提携を行い、同年5月に日本をはじめアジア地域を対象に施設園芸製品を販売する株式会社デンソーアグリテックソリューションズ(東京都港区)を共同で設立。
以来、世界の各地域に適した農業ハウスおよび関連機器の販売を手掛け、将来の人手不足を解消するソリューションの共同開発を進めていた。

本件M&Aによりデンソーは、セルトンの全株式を取得し、両社の強みとこれまでの協業を通じた成果を生かし、世界的な食農分野の課題解決に向けた取り組みを加速させる。

また、デンソーが自動車領域で培った工程設計や自動化技術と、セルトンの栽培技術や施設園芸システム技術を掛け合わせ、革新的な農場モデルの開発および地域特性やニーズに応じたソリューションのグローバル展開を目指す。

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

輸送用機械・部品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、輸送用機械・部品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

デンソーに関連するM&Aニュース

デンソー、ニッパの全株式を日本みらいキャピタルに譲渡

株式会社デンソー(6902)は、グループ会社である株式会社ニッパ(静岡県磐田市)の全株式を、日本みらいキャピタル株式会社(東京都千代田区)運営のファンドが全額出資する特別目的会社(株式会社ニッパホールディングス、以下:ニッパHD)へ承継することを決定した。なお、2024年9月30日付承継(デンソーが保有するニッパの全株式の譲渡)、ならびに2024年10月1日付のニッパHDによるニッパの完全子会社化

デンソー、米CoherentのSiC事業会社へ出資

株式会社デンソー(6902)は、CoherentCorp.(米国ペンシルベニア州、以下Coherent)が2023年4月に設立したSiC(シリコンカーバイド)ウエハー製造などを手掛ける事業会社SiliconCarbideLLC(米国デラウェア州)に対して、5億米ドル(約745億円、米ドル=149円として計算)の出資を行う。この出資によりデンソーは、SiliconCarbideLLCの12.5%の株

デンソー、連結子会社オーバスを完全子会社化および吸収合併へ

株式会社デンソー(6902)は、連結子会社である株式会社オーバス(東京都港区)の株式を追加取得し完全子会社化するとともに、吸収合併することを決定した。デンソーを存続会社とし、オーバスを消滅会社とする吸収合併方式。デンソーは、自動車技術、システム・製品を提供する、グローバルな自動車部品メーカー。2016年4月にオーバスを設立した。オーバスは、車載用のベーシックソフトウェア開発、および販売を行っている

デンソー、完全子会社のエヌエスアイテクスを吸収合併へ

株式会社デンソー(6902)は、完全子会社である株式会社エヌエスアイテクス(東京都港区)の吸収合併を決定した。デンソーを存続会社とし、エヌエスアイテクスを消滅会社とする吸収合併方式。デンソーは、自動車技術、システム・製品を提供する、グローバルな自動車部品メーカー。2017年9月に半導体IPの開発・販売を行うエヌエスアイテクスを設立した。エヌエスアイテクスは、半導体IPおよび関連ツールの開発・ライセ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年8月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード