会社売却先シミュレーション

IDEC、フランスの電動アシストホイールメーカーez-Wheel SASを買収

更新日:

IDEC株式会社(6652)は、2023年8月1日付でez-Wheel SAS(フランス、以下ez-Wheel社)の株式を、IDECのグループ会社MMI Technologiesが80%取得したと発表した。

IDECは、HMIソリューションや盤内機器ソリューションの製造および販売を行っている。
ez-Wheel社と2022年1月24日に戦略的パートナーシップ契約を締結し、同年4月より日本での独占販売を開始していた。

ez-Wheel社は、電動アシストホイールおよび安全自律走行ホイールメーカー。
2010年に世界初の自己推進ホイール、2021年に世界初の安全自律走行ホイールを開発している。

ロボットの需要が拡大し、AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)の使用が各業界で増加していることを背景に、日本では、大手自動車メーカーなどの多岐にわたる顧客からの引き合いがある。
ソリューション販売の拡大に向けて大きなシナジー効果が見込まれるため、IDECは今回の買収を決定した。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

IDECに関連するM&Aニュース

IDEC、子会社のIDECシステムズ&コントロールズを東京ガスエンジニアリングソリューションズに売却

IDEC株式会社(6652)は、連結子会社であるIDECシステムズ&コントロールズ株式会社(大阪市淀川区、以下:IDECS&C社)の全株式を、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(東京都港区、以下:TGES社)へ譲渡することを決定した。IDECS&C社は、エネルギーマネジメントソリューションの提供、産業用・自家消費用太陽光発電システムのワンストップソリューションを行っている。TGES社

IDEC(6652)、スイッチ設計・販売の東京センサを子会社化

IDEC(6652)は、株式会社東京センサ(東京都江東区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。東京センサは、長さを自由に変えることができるテープスイッチを自社開発し、その応用製品として、専用外被を被せて検知対象物への保護機能をもたせたエッジスイッチ、接触・衝突検知用のバンパースイッチ等を提供している。本件M&Aにより、IDECは、スイッチおよび安全機器ソリューションのラインアップを拡充し、

IDEC(6652)、バーコード・RFID関連ソフト開発のウェルキャットを子会社化

IDEC(6652)は、株式会社ウェルキャット(東京都品川区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。ウェルキャットは、データ収集送信用の携帯端末装置であるウェアラブルやハンディターミナルを中心としたバーコードリーダや、ICタグリーダの開発設計・販売、関連ソフトウェアの開発、システム提案を行っている。本件M&Aにより、IDECは、自社が得意とする固定式リーダと、ウェルキャットが得意とするハンデ

IDEC(6652)、フランスの産業用制御機器メーカーMMI Technologies社の全株式取得

IDEC(6652)は、産業用スイッチ事業などを展開するAPEMSAS(フランス、APEM社)やその子会社であるAPEM,Inc.(米国)等を保有する持株会社MMITechnologies(MMI社)の全株式を取得し子会社化することを決定し、株式譲渡契約を締結した。取得価額は概算292億円。APEMグループは、輸送・工業オートメーション・医療・通信・航空等の分野において、インターフェース・コンポー

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年8月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード