野村不動産とスタイルポート、資本業務提携へ
野村不動産株式会社(東京都新宿区)と株式会社スタイルポート(東京都渋谷区)は、スタイルポートが実施した第三者割当増資の一部を野村不動産が引受けるとともに、野村不動産の住宅事業領域における顧客体験のデジタル化に向けたシステム開発に関する業務提携を行うことで合意した。
野村不動産は、マンション分譲事業、戸建分譲事業、投資・開発事業等を行っている。
スタイルポートは、建設・不動産マーケットにおける空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV(ルーブ)」の開発・提供を行う。
「ROOV」は、未竣工の建物や、アクセスが不便な立地にある建物を、仮想空間上にデジタルツインとして再現する。
本提携を通じ、両社が持つ知見・ノウハウを活用し、「ROOV」を進化させることで、両社の事業機会と価値創造の拡大を目指す。
住宅事業領域の営業活動にて、野村不動産の強みである「個に寄り添う姿勢」をデジタル技術で具現化し、顧客接点をより強固なものにすると共に、分譲住宅販売におけるDXのインフラとなりつつある「ROOV」を進化させることで、営業手法の新たなスタンダードの確立を狙う。