成長戦略セミナー

ダスキン、JPホールディングスと業務提携、及び同社を持分法適用関連会社化へ

更新日:

株式会社ダスキン(4665)は、株式会社JPホールディングス(愛知県名古屋市)と業務提携契約を締結すること、ならびにJPホールディングス株式の一部を取得し、同社を持分法適用関連会社とすることを決定した。

ダスキンは、株式会社学研ホールディングス(9470)との間で株式譲渡契約を締結し、学研ホールディングスが保有するJPホールディングス株式の全てである普通株式26,989,100株を、2023年11月30日(予定)に取得する。

なお本株式取得は、金融商品取引法が規定する「買集め行為」に該当する。

ダスキンは、清掃・衛生用品や介護用品・福祉用具のレンタル・販売、家事代行サービス、医療・福祉施設の衛生管理、「ミスタードーナツ」の店舗運営等を行う。

JPホールディングスは、関東を中心とした全国に、300を超える子育て支援施設(保育園・学童クラブ・児童館)を運営している。

ダスキンは、JPホールディングスとの提携がダスキンが目指す“顧客との生涯にわたる関係性維持”に資するもので、また、同社の「すべてはこどもたちの笑顔のために」というコーポレートメッセージが、経営理念の一節にある「喜びのタネまき」にも通じており、手を携えて事業展開を行うべき企業と判断した。

本件「子育て支援領域」への参入により、「中期経営方針2022」の基本方針に据えた社会価値の向上と経済価値向上双方の実現に繋げる。

【本業務提携概要】

  • ダスキンおよびJPホールディングスは、両社の事業・ノウハウ等の強みを活かしつつ、両社間の協業関係を構築することにより、「子育て支援」の領域にて、社会課題の解決と顧客への新たな価値提供により両社の企業価値向上の実現を目指す。
  • 両社で早期に協業検討委員会を立ち上げ、将来的な役立ちを図るべく、具体的な検討を行う。

・今後の予定
株式取得日 2023年11月30日

リネンサプライ業界のM&A・事業承継の動向はこちら

教育・学習支援(学習塾を除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、教育・学習支援(学習塾を除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ダスキン・学研ホールディングスに関連するM&Aニュース

学研グループのTOASU、人材紹介事業のサンクスパートナーズをグループ会社化

株式会社学研ホールディングス(9470)のグループ会社である株式会社TOASU(東京都品川区)は、2024年9月30日に、株式会社サンクスパートナーズ(大阪府大阪市)より株式を譲り受け、同社がTOASUのグループ入りをしたことを発表した。TOASUは、人材育成サービス(各種研修コースの企画・開発・実施、コンサルティング、eラーニング、出版、イベント、オンデマンド配信)、組織開発事業を行っている。サ

学研グループ傘下のメディカル・ケア・サービス関西、グループホーム6事業所を譲受け

メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉県さいたま市)の地域子会社メディカル・ケア・サービス関西株式会社(大阪府泉大津市)は、2024年10月1日、株式会社ひょうま(島根県益田市)が運営していたグループホーム6事業所の営業権を譲り受け、運営を行うことを決定した。メディカル・ケア・サービスは、認知症高齢者対応のグループホームを中心に全国350以上の介護事業所を展開している。ひょうまは、仏壇、お仏具・

学研ホールディングス、講談社パルの新設分割会社を買収

株式会社学研ホールディングス(9470)のグループ会社である株式会社学研エデュケーショナル(東京都品川区)は、株式会社講談社パル(東京都文京区)が2024年10月1日付で設立した分社型新設分割会社の発行株式すべてを、株式譲渡により取得し、株式会社学研Link(東京都品川区)として完全子会社化した。学研エデュケーショナルは、教室事業、学習コンテンツ事業を行っている。講談社パルは、講談社こども教室を運

Gakken、桐原書店を過半数の株式取得・グループ会社化

株式会社学研ホールディングス(9470)グループの株式会社Gakken(東京都品川区)は、株式会社桐原書店(東京都北区)の発行済み株式の過半数を取得し、グループ会社化することを決定した。Gakkenは、グローバル事業、医療・看護出版コンテンツ事業、園・学校・社会人事業等を行っている。桐原書店は、検定教科書や学習参考書等の出版を行っている。目的現在、Gakkenと桐原書店両社が事業を展開する高校教育

学研HDグループの学研エデュケーショナル、講談社パルから「講談社こども教室」を事業承継

株式会社学研ホールディングス(9470)のグループ会社、株式会社学研エデュケーショナル(東京都品川区)は、株式会社講談社パル(東京都文京区)の運営する「講談社こども教室」の事業継承に関して、2024年6月14日(金)に基本合意した。今後は、学研エデュケーショナルの事業として、従業員、スタッフは継続して運営にあたり、会員へのサービスもこれまで同様に継続していく。学習教室市場の活性化に大いに寄与すると

この記事に関連するタグ

「業務提携・株式譲渡・持分法適用関連会社化」に関連するコラム

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

経営・ビジネス
アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

アライアンスとはアライアンスとは、異なる企業や組織が協力関係を築き、共同で目標を達成するために提携することを指します。一般的には市場競争力の強化、リソースの共有、新たなビジネスチャンスの創出などを目的として行われます。英語(alliance)では「同盟」「提携」「連合」などの意味を持ち、この協力関係は、単なる取引以上の戦略的な意味合いを持つことが多く、長期的なビジョンを共有する過程が含まれます。こ

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。業務提携とは?業務提携とは、複数の企業が経営資源を出し合い、1社だけでは解決できない問題を協力し合うことで事業成長、競争力強化を行う施策の一つです。自社単独では、残念ながら多く

「業務提携・株式譲渡・持分法適用関連会社化」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード