閉じる
株価算定シミュレーション

武田薬品工業、完全子会社との会社分割へ

更新日:

武田薬品工業株式会社(4502)は、完全子会社である武田技研サービス株式会社(大阪府大阪市)が営む、武田薬品工業及び関係会社に対する試験分析、物流管理その他のGMP(Good Manufacturing Practice:医薬品の製造管理及び品質管理の基準)に基づく医薬品製造サポートのオペレーション業務に係る事業に関して有する権利義務を吸収分割の方法により武田薬品工業に承継することを決定した。武田技研は本吸収分割の完了後、解散する予定。

武田薬品工業は、医薬品等の研究開発・製造・販売等を行う。 武田技研サービスは、医薬品・治験薬の製造・研究等の支援業務(分析、補給、製造サポート、信頼性保証等)を行う。

本吸収分割は、グループ子会社の所有構造の簡素化並びに機動的かつ堅固な製品供給運営モデルの構築を目的として実施するものであり、昨今の医薬品業界における品質保証体制の強化の動きに沿った武田薬品工業の戦略的な取り組みの一環である。

・今後の予定 分割予定日(効力発生日) 2024年4月1日

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

バイオ・医薬品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、バイオ・医薬品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

武田薬品工業に関連するM&Aニュース

アリナミン製薬、武田薬品工業子会社の日本製薬を買収

アリナミン製薬株式会社(東京都千代田区)は、2024年4月1日、武田薬品工業株式会社(4502)の完全子会社である日本製薬株式会社(大阪府泉佐野市)の全株式を2024年7月1日付で取得することを決定し、武田薬品と株式譲渡契約を締結した。株式取得の背景・目的日本製薬がアリナミン製薬グループの一員となることにより、グループの医薬品製造に関する知見が融合することで日本製薬の製造技術が向上することはもとよ

武田薬品工業、米ニンバスから自己免疫疾患の治療薬候補を取得

武田薬品工業株式会社(4502)は、NimbusTherapeutics,LLC(米国マサチューセッツ州、以下ニンバス・セラピューティクス)の完全子会社であるNimbusLakshmi,Inc.(米国マサチューセッツ州、以下ニンバス・ラクシュミ)の全株式取得に向けた株式譲渡契約を締結した。武田薬品工業は、医薬品等の研究開発・製造・販売・輸出入を行っている。ニンバス・セラピューティクスは、治療薬の研

武田薬品工業、英国Adaptate Biotherapeuticsを買収

武田薬品工業株式会社(4502、武田薬品)は、AdaptateBiotherapeutics(イギリス、Adaptate社)を買収するオプション権を行使した。本件に伴い、Adaptate社の新規の抗体ベースのガンマデルタ(γδ)T細胞エンゲージャープラットフォームが武田薬品の自然免疫に着目したがん免疫治療のポートフォリオに加わる。武田薬品は、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品事業を展開している。

武田薬品工業、中国で販売しているノン・コアの医療用医薬品ポートフォリオを中国企業に譲渡へ

武田薬品工業株式会社(4502)は、中国で販売しているノン・コアの医療用医薬品ポートフォリオを、中国合肥市肥東県が出資し、RayCapitalManagementLimited1(RayCapital)が設立したHastenBiopharmaceuticCo.,Ltd.(中国、Hasten社)に譲渡する契約を締結した。譲渡価額は、3億2,200万米ドル。武田薬品工業は、医薬品等の研究開発・製造・販

Takeda、欧州及びカナダで販売するノン・コア資産である一部の医療用医薬品をCheplapharm社に譲渡へ

武田薬品工業株式会社(4502、Takeda)は、主に欧州およびカナダにおいて販売するTakedaのノン・コア資産である一部の医療用医薬品について、Cheplapharm社(ドイツ)に譲渡する契約を締結した。Takedaは、医薬品等の研究開発・製造・販売・輸出入事業を展開している。Cheplapharm社は、ドイツに本社を置く医薬品企業、25年にわたり医療用医薬品を他社から導入し、自社の製品として

この記事に関連するタグ

「吸収分割・会社分割」に関連するコラム

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

M&A全般
分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

分社化とは?分社化とは、複数の事業を持つ企業が事業の一部を切り離し、独立した会社を作ることを指します。切り離された事業は、子会社や関連会社として運営されます。分社化する方法には会社分割(新設分割・吸収分割)や事業譲渡などの方法があります。分社化は企業の規模に関わらず、専門性の強化、迅速な事業展開などを目的に行われています。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化す

会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

M&A全般
会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

会社分割とは?会社分割とは、会社の一部または全ての事業を切り離し、別会社に移転するM&A手法です。多くの場合、第三者に事業を継承してもらい、企業再編を図るために用いられます。会社分割の対象となる事業が抱える義務や権利は、移転先の会社に全て引き継がれるのが特徴です。移転先は新設会社・既存会社の2つが考えられ、それぞれ名称が異なります。新設した会社に移転するのが「新設分割」、既存会社に事業を移転するの

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード

500エラー

予期せぬエラーが発生しました。

お探しのページは削除されたか、一時的にご利用できない可能性があります。
お探しのページのURLが正しいかどうかご確認ください。