グローバル・ブレインとANAホールディングス、共同で「ANA未来創造ファンド」を設立
グローバル・ブレイン株式会社(東京都渋谷区)は、2024年4月11日にANAホールディングス株式会社(9202)と共同で「ANA未来創造ファンド」(以下、本ファンド)を設立する。
グローバル・ブレインは、ベンチャーキャピタル事業を行う。
ANAホールディングスは、グループの経営戦略策定、経営管理及び付随する業務を行っている。
背景・目的
ANAグループは、現在、新・経営ビジョン「ワクワクで満たされる世界を」の実現に向け、空からはじまる多様なつながりを創るべく、航空事業から次世代モビリティ、非日常から日常、リアルからバーチャルへとその事業領域の拡大を推進している。また、コロナ禍を経て、航空事業のボラティリティ耐性強化、既存事業とのシナジー効果創出に向けた事業ポートフォリオ拡充に取り組んでいる。
本ファンドでは、主な投資領域を「次世代モビリティ関連(エアモビリティ、MaaSプラットフォーム、Universal MaaS、ドローン、宇宙等)、顧客基盤活用ビジネス関連(Fintech、データ解析、NFT等)、カーボンニュートラル関連領域(SAF等の燃料、DAC等のネガティブエミッション技術、グリーンエネルギー、カーボンオフセット等)、航空サービス・オペレーション関連(ロボティクス、AI、自動運転技術等)」とする。オープンイノベーションで国や企業を越えてANAグループ内外の知識や技術をつなぐことで、お客様や社会に寄り添いながら新たな価値を提供し、世界を期待や喜びで満たしていく。
グローバル・ブレインは本ファンドの運営において、有望企業の発掘や投資判断、多面的な経営支援、IPO支援などを行うことで、投資先スタートアップ企業の飛躍的成長の実現をサポートする。
本ファンドについて
登記上の名称:AH-GB未来創造投資事業有限責任組合(呼称:ANA未来創造ファンド)
運用総額:80億円
運用期間:10年間