会社売却先シミュレーション

歯愛メディカル、セブン&アイHDよりニッセンHDの全株式を取得

更新日:

株式会社歯愛メディカル(3540)は、株式会社ニッセンホールディングス(京都府京都市)の株式を取得し、子会社化することを決議した。

歯愛メディカルは、歯科医院や歯科技工所を中心に、各種医療機関への通信販売等を行っている。

ニッセンホールディングスは、カタログ通販やオンラインショップを運営する企業グループの管理を行っている。幅広い年齢層の女性顧客を全国に有しており、アパレルをはじめとした女性向け商品を取り扱っている。株式会社セブン&アイ・ホールディングスが親会社。

株式取得の理由

歯愛メディカルが取引している歯科医院をはじめとした医療機関では女性医療従事者が多い。

女性医療従事者へアクセスできる環境と、ニッセンホールディングスの持つ商品開発力を合わせ、女性の持つ潜在ニーズに対応した事業の協働展開を図る。

取得株数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況

異動前の所有株式数:普通株式 0株(議決権の数:0株)(議決権所有割合:0%)
取得株式数    :普通株式 63,564,287株(議決権の数:63,564,287個)
取得価額     :ニッセンホールディングスの普通株式 4,100百万円、
          アドバイザリー費用(概算) 99百万円
          合計(概算額) 4,199百万円
異動後の所有株式数:普通株式 63,564,287株
          (議決権の数:63,564,287個)(議決権所有割合:100.0%)

株式取得の日程

取締役会決議日:2024年5月9日
株式譲渡契約締結日:2024年5月9日
株式譲渡実行日:2024年7月1日(予定)

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品小売・コンビニ業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品小売・コンビニ業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

歯愛メディカル・セブン&アイ・ホールディングスに関連するM&Aニュース

歯愛メディカル、白鳩へのTOBが成立 子会社化へ

株式会社歯愛メディカル(3540)による、株式会社白鳩(3192)の公開買付け(TOB)が、2024年12月13日をもって終了した。応募株券等の総数(1,173,502株)が買付予定数の下限(1,138,000株)以上となったため成立している。本公開買付けの結果、2024年12月20日(本公開買付けの決済の開始日)付で、白鳩は、歯愛メディカルの連結子会社となる予定である。

歯愛メディカル、白鳩に対しTOB実施へ

株式会社歯愛メディカル(3540)は、株式会社白鳩(3192)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。白鳩は、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後も、白鳩は上場を維持する見通し。歯愛メディカルグループは、歯科医院や歯科技工所を中心に、各種医療機関への歯科関連製品や医療現場に必要な商品の通信販売等を主たる業務として行っている。白鳩は、インナーウェアのインターネ

米アーティザン、セブン&アイに買収案巡る情報開示要求

[東京31日ロイター]-セブン&アイ・ホールディングスの株主である米ファンド、アーティザン・パートナーズ・アセットマネジメントは30日付の同社宛ての書簡で、カナダ小売大手アリマンタシォン・クシュタール(ACT)からの買収提案について9月19日までに最新情報を提供するよう要求した。アーティザンのポートフォリオマネジャー、デービッド・サムラ氏とベンジャミン・ヘリック氏はセブン&アイに対し、ACTの提案

セブン&アイ、カナダのコンビニ大手より買収提案

株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)は、カナダのコンビニ大手であるアリマンタシォン・クシュタール社より、法的拘束力のない初期的な買収提案を受けていると発表した。提案に対して特別委員会を組成し、企業価値を向上させる他の選択肢とともに検討し、アリマンタシォン・クシュタール社に返答するとしている。提案の受け入れや拒否、アリマンタシォン・クシュタール社との議論の開始、または代替的取引を進める

歯愛メディカル、デンタルサポートセンターを譲渡

株式会社歯愛メディカル(3540)は、同社が保有する株式会社デンタルサポートセンター(大阪府大阪市)の全株式を譲渡することを決定した。歯愛メディカルグループは、歯科医院や歯科技工所を中心に、各種医療機関への通信販売等を主たる業務として行っている。デンタルサポートセンターは、経営、労務、経理等の事務代行業務、コンサルティング業務及び事務処理の受託、代行業務を行っている。背景・目的歯愛メディカルは、歯

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

日本M&Aセンターの中でも業界経験が豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説動画のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年5月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード