事業承継セミナー

丸紅、みずほリースと資本業務提携

更新日:

丸紅株式会社(8002)と、 みずほリース株式会社(8425)は、2024年5月14日、資本業務提携に関する契約を締結した。丸紅は、本資本業務提携の一環として、みずほリースの実施する普通株式の第三者割当増資の一部を引き受け、みずほリースは丸紅の持分法適用関連会社となる予定。

丸紅は、大手総合商社。国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報ソリューション、次世代事業開発、各種サービス業務 等、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開している。

みずほリースは、情報関連機器、不動産、産業・工作機械等のリース取引及び割賦販売取引並びに各種金融取引を行う。

本資本業務提携の目的

相互の強み・ノウハウを活用できる機会を拡大し、 国内外のより多くの顧客に対して価値提供を行い、社会的課題への対応並びに両社の企業価値向上を狙う。

業務提携の内容等

活発な人財交流、全社レベルでの営業連携体制の構築を通じて、地域・事業領域を限定することなく、幅広い分野における協業について検討を進める。現在、国内外の環境・エネルギー、不動産、航空・船舶、情報・物流・XaaSといった分野で検討中である。

資本提携の内容等

丸紅は、本第三者割当増資の一部の引受けにより 、みずほリース普通株式 28,785,800 株(本第三者割当増資後の発行済株式総数の10.18%)を取得する予定。

本第三者割当増資の引受けと併せて、みずほリースの既存株主との間で、2024年5月14日付で 、当該既存株主が保有するみずほリース普通株式合計 16,960,000株(本第三者割当増資後の発行済株式総数の6 .00%)について、市場外の相対取引により取得する旨の株式譲渡契約を締結している。

日程

資本業務提携契約締結日:2024年5月14日
株式譲渡契約締結日  :2024年5月14日
相対取引実行日    :2024年6月18日(予定)
本第三者割当増資実行日:2024年6月18日(予定)

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

丸紅・みずほリースに関連するM&Aニュース

アイ・シグマ・キャピタル、合成樹脂被覆電線・複合多芯ケーブルの製造販売を行うニューテックスの全保有株式を譲渡

アイ・シグマ・キャピタル株式会社(東京都千代田区)が管理・運営する「アイ・シグマ事業支援ファンド3号投資事業有限責任組合」は、保有する株式会社ニューテックス(埼玉県富士見市、以下:対象会社)の全株式を、2024年9月30日、対象会社経営陣が設立した特別目的会社に譲渡したことを発表した。アイ・シグマ・キャピタルは、対象会社役職員とともに販路拡大支援、間接部門の強化等を実行し、経営基盤強化、収益拡大お

みずほリース、インド子会社会社のRent Alphaの株式を追加取得

みずほリース株式会社(8425)は、連結子会社であるRentAlphaPvt.Ltd.(インド・ムンバイ、以下「RentAlpha社」)の株式32.9%相当を追加取得した。みずほリースは、総合リース会社。リース及び割賦といった「モノ」に係わるファイナンスを中心に発展、法人向け総合金融サービスグループとして国内外で事業を展開している。RentAlpha社は、法人向けIT機器・オフィス家具・工場設備機

丸紅、米国食用スペシャリティ油脂加工・販売のGemsa社を買収 

丸紅株式会社(8002)は、米国においてオリーブオイルなどの食用スペシャリティ油脂の加工・販売事業を行うGemsaEnterprises,LLC(以下、「Gemsa社」)の発行済み持分の過半数を取得し、子会社化する。Gemsa社は、食用スペシャリティ油脂のブレンディング・パッキング・販売を行う。丸紅は、本件M&Aを通じて、長年の油脂トレード事業で培ってきたグローバルな調達力と国内外の事業会社を通じ

丸紅系のJAFホールディングス、ジャパンフーズへのTOBが成立

丸紅(8002)系のJAFホールディングス株式会社(東京都千代田区)は、ジャパンフーズ株式会社(2599)の普通株式を、公開買付け(TOB)による取得を2024年5月13日から実施していたが、2024年7月8日をもって終了した。所定の手続を経て、上場廃止となる。本公開買付けにおいては、応募株券等の総数(2,518,204株)が買付予定数の下限(1,459,800株)以上となったため成立、応募株券等

丸紅、小学館と日本のコンテンツの世界展開を目的とした新会社設立

丸紅株式会社(8002)、丸紅フォレストリンクス株式会社(東京都千代田区)、株式会社小学館(東京都千代田区)は、日本のマンガ・アニメコンテンツを世界展開するための合弁会社「株式会社MAG.NET)」を設立した。丸紅は、国内外のネットワークを通じて、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発などの事業活動を多角的に展開している。丸紅フォレストリンクスは、洋紙

この記事に関連するタグ

「資本業務提携・資本提携・第三者割当増資」に関連するコラム

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携とはどのようなもので、業務提携やM&Aとは何が違うのかを明確にしつつ、メリットやデメリット、手続きの流れなどについて解説します。日本M&Aセンターでは、資本提携など、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実

資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。この記事のポイント主な資金調達方法には自己資金、融資、出資、資産の現金化、補助金、クラウドファンディ

アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

経営・ビジネス
アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

アライアンスとはアライアンスとは、異なる企業や組織が協力関係を築き、共同で目標を達成するために提携することを指します。一般的には市場競争力の強化、リソースの共有、新たなビジネスチャンスの創出などを目的として行われます。英語(alliance)では「同盟」「提携」「連合」などの意味を持ち、この協力関係は、単なる取引以上の戦略的な意味合いを持つことが多く、長期的なビジョンを共有する過程が含まれます。こ

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。業務提携とは?業務提携とは、複数の企業が経営資源を出し合い、1社だけでは解決できない問題を協力し合うことで事業成長、競争力強化を行う施策の一つです。自社単独では、残念ながら多く

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年5月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード