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日立製作所、空調事業の持分をドイツのボッシュへ譲渡

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株式会社日立製作所(6501)の子会社である日立グローバルライフソリューションズ株式会社(東京都港区、以下「日立GLS」)は、空調事業をRobert Bosch GmbH(ドイツ、以下「ボッシュ」)に譲渡すると発表した。

譲渡するのは、Johnson Controls International plc(アイルランド、以下「JCI」)との共同出資で設立した空調事業合弁会社、Johnson Controls-Hitachi Air Conditioning Holding(UK) Ltd(東京都港区、以下「JCH」)。

JCIおよびボッシュと2024年7月23日に合意し、株式譲渡契約等を締結した。

日立GLSは、日立グループにおける家電・空調を中心としたプロダクト事業、ソリューション事業を展開している。

JCHは、冷凍・空調機器の設計、製造および販売等を行っている。

ボッシュは、自動車部品、電動工具、セキュリティシステム、家電製品、エンジニアリング、エレクトロニクス、クラウドコンピューティング・IoT 機器等の開発・製造・販売を行っている。

目的

日立GLSは、ボッシュおよび新会社との新たなパートナーシップ構築や、成長分野に向けたグリーンプロダクト、ソリューションの展開加速を図る。

主な契約締結内容

①日立GLSが、40%保有するJCH株式をすべてボッシュに譲渡。同時に、JCHの業務用空調機器の開発・製造拠点である清水事業所を日立GLSが取得、日本国内の業務用空調事業は、日立GLSが開発・製造から販売・保守サービスまで一体化して運営。

②新会社は、日立GLSとブランドライセンス契約を締結し、従来同様、日立ブランドの空調機器を世界各地に提供。日本国内向けの家庭用ルームエアコンについても、引き続き新会社が日立ブランドの製品を提供、日立GLSと連携して販売。

※JCIが60%保有するJCH株式もすべてボッシュに譲渡し、ボッシュはJCH株式を100%保有

今回合意したJCH資本再編の概要

引用元:株式会社日立製作所「空調事業合弁会社の資本再編について」

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