成長戦略セミナー

王子ホールディングス、傘下のチューエツをタイヘイに譲渡

更新日:

王子ホールディングス株式会社(3861)は、100%子会社である王子マネジメントオフィス株式会社(東京都中央区)を通じて、100%子会社の株式会社チューエツ(富山県富山市)の全発行株式を、タイヘイ株式会社(千葉県匝瑳市)へ売却することを決定し、株式譲渡契約書を締結した。

チューエツは、商業印刷や書籍の企画から印刷・製本、包装資材や産業用資材の製造、マルチメディアコンテンツの製作、所有ビル・物流基地等の賃貸業務を行っている。

タイヘイは、印刷及び印刷物の企画販売・製版業・製本業・広告代理業、一般家庭向け献立材料や冷凍弁当の販売、業務用食材「クッキングデポ」の納入事業などを行っている。

背景・目的

王子グループは、企業価値向上への取り組みの一環として、事業ポートフォリオ転換を進めている。

チューエツの主力事業である印刷事業を取り巻く事業環境が大きく変化する中、同事業を展開拡大するタイヘイの下での事業運営が最善だと判断し、本件M&Aを決定した。

日程

契約締結日  :2024年8月2日

株式譲渡実行日:2024年9月1日(予定)

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、紙・パルプ・紙加工品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

王子ホールディングスに関連するM&Aニュース

王子ホールディングス、森羽紙業を株式交換により完全子会社化

王子ホールディングス株式会社(3861)は、王子ホールディングスを株式交換完全親会社、森羽紙業株式会社(青森県五所川原市)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを決議し、両社間で株式交換契約を締結した。本株式交換は、王子ホールディングスにおいては、会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換の手続により王子ホールディングスの株主総会による承認を受けずに、森羽紙業においては2024年1

王子ホールディングス、フィンランドのWalki Holdingを買収へ

王子ホールディングス株式会社(3861)は、WalkiHoldingOy(フィンランドエスポー、以下Walki社)の全株式を取得する株式譲渡契約を、米投資ファンドOneEquityPartnersとの間で締結した。王子ホールディングスは、産業資材・生活消費財、機能材、資源環境ビジネス、印刷情報メディア等の事業を行うグループの持株会社。Walki社は、原紙への塗工、ラミネート(プラスチック/アルミ)

王子ホールディングス、レクメドの第三者割当増資引受

王子ホールディングス株式会社(3861)は、株式会社レクメド(東京都町田市)の第三者割当増資による新株式発行を引き受けることを決定した。王子ホールディングスは、産業資材・生活消費財、機能材、資源環境ビジネス、印刷情報メディア等の事業を行うグループの持株会社。レクメドは、希少疾病用医薬品をはじめ、アンメットメディカルニーズ※の高い疾患領域の医薬品の開発・製造販売を行う。※アンメットメディカルニーズ:

王子ホールディングス、イタリアにおける液体紙容器事業を買収

王子ホールディングス株式会社(3861)は、CoesiaS.p.Aが保有する、IPIS.r.I.(イタリアペルージャ、以下IPI社)の出資持分全部を王子ホールディングスが取得する持分買取契約を締結した。王子ホールディングスは、産業資材・生活消費財、機能材、資源環境ビジネス、印刷情報メディア等の事業を行うグループの持株会社。IPI社は、イタリアにおける液体紙容器事業会社。アセプティック液体紙容器用加

王子イメージングメディア、高機能ラベル印刷加工事業を行うシンガポールのAdampakを買収

王子ホールディングス株式会社(3861)の子会社である王子イメージングメディア株式会社(東京都中央区)は、AdampakPte.Ltd.(シンガポール)の全株式を取得し子会社化した。王子HDは、段ボール原紙などの産業資材、家庭紙・紙おむつなどの生活消費財、特殊紙・粘着ラベルなどの機能材などを扱う企業を傘下に持つ、王子グループの持株会社。王子イメージングメディアは、王子HDグループの機能材カンパニー

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。お問合せ

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年8月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード