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北海道中央バス、ニセコバスを完全子会社化

更新日:

北海道中央バス株式会社(9085)は、連結子会社であるニセコバス株式会社(北海道虻田郡)が、北海道中央バス以外の株主からニセコバスの株式を取得することにより、同社を完全子会社とすることを決定した。

ニセコバスが、北海道中央バス以外の株主からニセコバス株式(自己株式)を取得するものである。なお、取得後その自己株式を消却する。

北海道中央バスは、一般旅客自動車運送事業(乗合・貸切)、不動産事業、ホテル業、飲食業、公衆浴場業、旅行業を行っている。

ニセコバスは、旅客自動車運送事業を行っている。

目的

連結経営下において、グループ経営の自由度を高め、経営資源をグループ内で有効活用するため。

株式の状況

異動前の所有株式数 北海道中央バス 100,000株
(議決権の数:100,000個、議決権所有割合:50%)
中央バス総業 100,000株
(議決権の数:100,000個、議決権所有割合:50%)
取得株式数 100,000株(議決権の数:100,000個)
なお、ニセコバスが中央バス総業株式会社から自己株式として取得し、
取得後は消却する。
異動後の所有株式数 北海道中央バス 100,000株
(議決権の数:100,000個、議決権所有割合:100%)

日程

決定日      :2024年9月13日

完全子会社となる日:2024年9月30日(予定)

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