サイオス、子会社のサイオステクノロジーの金融機関向け経営支援システム販売事業を承継、住信SBIネット銀行に譲渡
サイオス株式会社(3744)は、連結子会社であるサイオステクノロジー株式会社(東京都港区、以下:STI)の金融機関向け経営支援システム販売事業を吸収分割(以下:本件会社分割)により、サイオスの孫会社であるプロフィットキューブ株式会社(東京都港区、以下:PCI)に承継させた上で、PCI株式の全てを住信SBIネット銀行株式会社(7163)に譲渡(以下:本件株式譲渡、本件会社分割と併せて以下:本件取引)することを決定した。
STIを分割会社、PCIを承継会社とする吸収分割方式。
STIは、情報システムの開発・基盤構築・運用サポート等を行っている。
PCIは、金融機関向け経営支援システムの開発・販売・保守を行っている。
住信SBIネット銀行は、銀行業を行っている。
目的
サイオスグループは、2015年にProfit Cube株式会社を買収(2021年4月にSTIに吸収合併)して以降、金融機関向け経営支援システム販売事業(以下「PC事業」)を展開してきた。
一方、コロナ禍を経て金融機関を取り巻く事業環境が大きく変化したことから、PC事業の戦略について再構築する必要があると考え、様々な方策を検討してきた。また、サイオスグループは、従前より、事業の選択と集中を図るべく、SaaS・サブスク事業及び生成AIへの投資を強化してきた。
このような状況の中で慎重に精査を進めた結果、PC事業をPCIに承継させたうえで、PCI株式の全てを住信SBIネット銀行に譲渡することが最適との結論に至り、本件取引を行うことを決定した。本件取引はPC事業の成長・発展につながるものと考える。
分割する部門の事業内容
金融機関向け経営支援システムの開発・販売・保守
株式の状況
譲渡前の所有株式数 | 2,000株(議決権所有割合:100%) |
譲渡株式数 | 2,000株(議決権所有割合:100%) |
譲渡後の所有株式数 | 0株(議決権所有割合:0%) |
本件株式譲渡の価格 | 500百万円 ※譲渡に関するアドバイザリー費用等は発生していない |
本取引の日程
本件会社分割契約及び本件株式譲渡契約承認 取締役会決議日:2024年10月4日
本件会社分割契約及び本件株式譲渡契約締結日 :2024年10月4日
本件会社分割実行予定日(効力発生日) :2024年12月2日(予定)
本件株式譲渡実行予定日(孫会社異動日) :2024年12月2日(予定)