株価算定シミュレーション

日本ハム、食肉加工会社の米LJD Holdingsグループを買収

更新日:

日本ハム株式会社(2282)は、米国子会社であるDay-Lee Foods, Inc.(米国カリフォルニア州)が、LJD Holdings, Inc.(米国アイダホ州)、Mountain View Packaging LLC.(米国アイダホ州)、Tamarack Foods LLC.(米国ジョージア州)の3社(以下:LJD Holdingsグループ)の持分を取得することを決定した。

Day-Lee Foodsは、食肉等の販売、加工食品の製造・販売を行っている。
LJD Holdingsグループは、米国内で大手顧客向けに主に鶏肉加工品等を製造・販売している食肉加工会社であり、Day-Lee Foodsとビジネスパートナーとして良好な関係を築いている。

背景・目的

ニッポンハムグループは、成長戦略としてとりわけ北米・アセアンの加工品事業拡大を目指している。
冷凍食品の需要が拡大する米国において加工品事業の拡大を図るために、新たな加工品製造拠点及び生産能力の拡大が急務となっていた。

本件M&Aにより、米国西部及び東部に生産拠点を有するLJD Holdingsグループを傘下に加えることで、高い成長を続ける市場の需要に対応可能になるとの考えに至った。

さらにLJD Holdingsグループの生産能力に、Day-Lee Foodsが保有する製造・販売・マネジメントの機能を組み合わせることで、ニッポンハムグループの北米市場における加工食品事業の拡大を図る。

株式の状況

異動前の所有持分比率 0.0%
取得持分比率 100.0%
取得価額 持分取得の相手先より開示の承諾を得られないため、非開示
異動後の所有持分比率 100.0%

日程

持分譲渡実行日:2025年1月3日(予定)

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日本ハムに関連するM&Aニュース

日本ハム、ウルグアイで牛肉の食肉処理および販売を行う子会社Breeders & Packers Uruguay S.A.を譲渡へ

日本ハム株式会社(2282)は、連結子会社であるBreeders&PackersUruguayS.A.社(ウルグアイモンテビデオ、以下BPU)の全株式を、MinervaS.A.(ブラジルサンパウロ、以下Minerva)に譲渡することを決定した。日本ハムは、食品の製造・販売等を行っている。BPUとMinervaは、両社ともに牛肉の食肉処理および販売を行っている。BPUは、ウルグアイにおいて単独工場と

ニッポンハム、グループ内の3社を合併・経営統合へ

ニッポンハムグループは、日本ハム北海道ファクトリー株式会社(北海道旭川市)、株式会社函館カール・レイモン(北海道函館市)、株式会社ジャバス(茨城県筑西市)の3社合併により経営統合を行うことを決定した。存続会社は日本ハム北海道ファクトリー株式会社(社名変更なし)。本件により、以下項目の実現を図る。(1)3社が持つ技術や知見を結集し、より魅力的な商品開発・供給につなげる。(2)北海道北広島市で建設が進

日本ハム(2282)、アクシーズ(1381)と資本業務提携

日本ハム(2282)は、アクシーズ(1381)との間で、資本業務提携契約を締結し、資本業務提携の実施を決定した。日本ハムは、アクシーズ普通株式における発行済株式総数の8.90%相当である500,000株を取得する。日本ハムグループは、食肉事業部門において、国内事業の競争優位性の確立と、グローバル市場における売上拡大に向けた海外事業の拡充に積極的に取り組んでいる。アクシーズは、鶏肉及びその加工食品の

日本ハム(2282)、ウルグアイの大手食肉処理会社Breeders & Packers Uruguay S.A.を子会社化

日本ハム(2282)は、ウルグアイのBreeders&PackersUruguayS.A.(BPU社)の発行済全株式を取得し、子会社化することを決定するとともに、株式譲渡契約を締結した。取得価額は、14,985百万円。日本ハムは、海外における牛肉生産事業の拡大に取り組んでいる。BPU社は、ウルグアイの大手食肉処理会社。最新鋭の設備を備える工場で処理・加工した製品を中国、欧州及び米国などに輸出してい

日本ハム(2282)と北海道乳業、資本業務提携へ

日本ハム株式会社(2282)は、北海道乳業株式会社(函館市)との間で資本業務提携に向けた基本合意書の締結を決定した。日本ハムは、北海道乳業の行う第三者割当増資のうち、発行済株式総数の20%を引受ける予定。日本ハムグループは、乳製品事業において、供給能力の増強や原料調達力の強化、商品開発力の強化等に取り組んでいる。北海道乳業は、北海道の道南エリアを地盤とする有力な乳業メーカーであり、新鮮な生乳の調達

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A・食品業界」に関連するコラム

焼肉業界の現状とM&A戦略|焼肉店・焼肉屋M&A

業界別M&A
焼肉業界の現状とM&A戦略|焼肉店・焼肉屋M&A

当コラムは日本М&Aセンターの食品業界専門グループのメンバーが業界の最新情報を執筆しております。今回は勝又が「焼肉業界の現状とM&A戦略」というテーマでお伝えします。@cv_button1.外食産業:焼肉業界の今本項では、外食産業の中で特に近年、動きの激しい焼肉業界について現状を記載いたします。自明の事実も多々ございますがご一読ください。コロナ禍では“勝ち組”の焼肉業界2019年、世界中を騒がせた

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

多様化する食品業界の出口戦略|スイングバイIPO事例紹介

業界別M&A
多様化する食品業界の出口戦略|スイングバイIPO事例紹介

こんにちは。(株)日本М&Aセンター食品業界支援グループの岡田享久です。当コラムは日本М&Aセンターの食品専門チームのメンバーが業界の最新情報を執筆しております。今回は「多様化する食品業界の出口戦略」について解説します。@cv_button今注目の経営手法スイングバイIPO2024年3月26日、IoTプラットフォームを提供するソラコムが東京証券取引所グロース市場に上場しました。ソラコムは2015年

セブン&アイホールディングスに対する買収騒動について

業界別M&A
セブン&アイホールディングスに対する買収騒動について

当コラムは日本M&Aセンターの食品業界専門グループのメンバーが業界の最新情報を執筆しております。今回は水上が「セブン&アイホールディングスに対する買収騒動」についてお伝えします。@cv_button当社の関連ニュースセブン&アイ、カナダのコンビニ大手より買収提案米アーティザン、セブン&アイに買収案巡る情報開示要求今回の買収提案の概要セブン&アイホールディングスは2024年8月19日、アリマンタシォ

「買収・クロスボーダーM&A・食品業界」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード