note、Googleと資本業務提携へ
note 株式会社(5243)は、Google International LLC(以下:Google 社)との間で資本業務提携を実施する契約を締結すること、また本資本業務提携に基づき Google 社を割当予定先とする第三者割当による新株式を発行することを決議した。
noteグループは、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォーム「note」を運営している。「note」は月間アクティブユーザー数(MAU)5,000万人以上、累計会員登録者数893万人、累計ユニーククリエイター数152万人を有する(2024年11月30日現在)。
本資本業務提携の目的及び理由
noteは2014年のサービス開始当初より、読者に最適なコンテンツを提案するレコメンド機能や、プラットフォームを健全に保つための記事・画像分類パトロール作業など、AI 技術を積極的に活用してきた。
同社はGoogle 社が提供するソリューションの活用やイベント開催及び登壇などの関係性を構築する中で、2024年4月ごろから両者が生成AI 関連事業での連携について模索を始め、本資本業務提携の締結に至った。
業務提携の内容
本資本業務提携を通じて、noteとGoogleとの間で協業等を企図している事項は、以下の通り。
・noteプラットフォーム上でのAI機能開発に関する連携
・クリエイティブ領域での生成AIに関する開発
これらの協業により、Google 社は日本有数のクリエイターコミュニティを通じた日本のクリエイターエコノミー市場での認知度向上、noteはAI技術を活用した文章生成・編集支援ツールなどのプラットフォーム機能の強化及びユーザー体験の向上実現を目指す。
資本提携の内容
noteは、本第三者割当により、Google社にnote社普通株式984,200株(議決権9,842個)を割り当てる。
これによるGoogle社のnote社の発行済株式総数(2024年11月30日時点の発行済株式総数15,390,500株に上記984,200株を加えた株式数)に対する持株比率は6.01%、総議決権数(2024年11月30日時点の総議決権数153,813 個に上記 9,842 個を加えた議決権数)に対する議決権比率は 6.01%(割当前の保有株式はなし)となる。
日程
本資本業務提携開始日: 2025 年1月29日