会社売却先シミュレーション

TOPPAN、中小型液晶製造の台湾Giantplusをファンドに売却

更新日:

TOPPANホールディングス株式会社(7911)は、連結子会社かつ特定子会社である凌巨科技股份有限公司(台湾、Giantplus Technology Co., Ltd.、以下:Giantplus)に係る全保有株式を、聚弈投資有限公司(台湾、Ju Yi Investment Ltd)に譲渡することを決定した。本件株式譲渡に伴い、Giantplusは、TOPPANホールディングスの連結子会社ではなくなる。

TOPPAN(当時、凸版印刷およびオルタステクノロジー)は、2017年に台湾の液晶パネル大手Chunghwa Picture TubesからGiantplusを買収していた。

Giantplusは、液晶パネル及び液晶モジュールの製造・販売を行っている。

目的

TOPPANグループ全体での経営資源配分の最適化を図り、新事業創出のための基盤を強化する。

株式の状況

異動前の所有株式数 234,481,757株
(議決権の数:234,481,757個)
(議決権所有割合:53.1%)
譲渡株式数 第1回: 81,500,000株(議決権の数:81,500,000個)
第2回:152,981,757株(議決権の数:152,981,757個)
譲渡価額 守秘義務履行のため非開示
異動後の所有株式数 0株
(議決権の数:0個)
(議決権所有割合:0%)

日程

※株式譲渡は2回に分けて行う予定である。
株式譲渡実行日:第1回 2025年1月20日(予定)

株式譲渡実行日:第2回 2025年8月下旬(予定)

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