メドレー、アクシスルートホールディングスを買収
株式会社メドレー(4480)は、アクシスルートホールディングス株式会社(東京都千代田区)の発行済株式の過半数を取得し、その後、メドレーを 株式交換完全親会社、アクシスルートホールディングスを株式交換完全子会社とする簡易株式交換を行うこと、及びアルフレッサ株式会社(東京都千代田区)との間で業務資本提携契約を締結することを発表した。
メドレーは、人材プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業を展開。
アクシスルートグループは、株式会社アクシスとアクシスイノベーション株式会社を傘下にもつ。
アルフレッサは、医療用医薬品、医療機器、医療用検査試薬、介護用品、健康食品、一般用医薬品等の卸売販売を行う。
背景・目的
メドレーは、本M&Aにより、調剤領域におけるメドレーグループの提供価値拡大を目指す。
具体的には、同社「Pharms」の顧客基盤(約14,000店舗)を活用した「Medixs」の顧客事業所数の拡大を進め、調剤領域におけるARPU(Average Revenue Per User)の改善に繋げる。
また、2025年問題が本格化する今後、デジタル活用をより一層加速させるため、対応の一環としてアルフレッサと提携する。
株式の状況
異動前の所有株式数 | 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0.0%) |
取得株式数 | 1,761,700株(議決権の数:1,761,700個) |
取得価額 | アクシスルートホールディングスの普通株式 6,138,327,526円 アドバイザリー費用等(概算額) 41百万円 合計(概算額) 6,179百万円 |
異動後の所有株式数 | 1,761,700株(議決権の数:1,761,700個)(議決権所有割合:76.7%) |
業務提携の内容
①薬局向けDXトータルソリューションの開発・販売
②メドレー又はアルフレッサの病院・診療所向けプロダクトにおける連携
③その他医療・ヘルスケア領域におけるDXソリューションに関する連携
資本提携の内容
アルフレッサは、メドレー普通株式158,718株(発行済み株式総数に対する割合:0.5%)を取得することを予定している。
日程
株式譲渡実行(予定):2025年1月31日 株式交換効力発生(メドレー、アクシスルートHD):2025年4月30日 業務資本提携の効力発生(予定):2025年4月30日