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FIG、通話録音システム開発の子会社オプトエスピーを博報堂に売却

更新日:

FIG株式会社(4392)は、連結子会社である株式会社オプトエスピー(東京都品川区)の全保有株式を、株式会社博報堂(東京都港区)に譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結した。

なお、本株式譲渡により、オプトエスピーはFIGの連結子会社から除外されることとなる。

オプトエスピーは、通話録音システムの開発・販売、システム受託開発を行っている。

博報堂は、大手広告会社で、統合マーケティング・ソリューションの提供を行っている。

背景・目的

オプトエスピーは、コンタクトセンターや金融業などに使われる通話録音システムの開発を主力としているが、一部顧客のサービス解約などで近年、業績が低迷していた。

博報堂とは、電話接客システムHAKUHODO CTIの開発や、IP無線を活用した積載車運行管理の効率化、AI活用の商談音声評価などで協業関係にある。

そのような中、FIGは、経営資源をコア事業、ロボットとペイメントへの成長投資に集中させるため、事業ポートフォリオの見直しを進めており、その一環として本譲渡を決定した。

株式の状況

異動前の所有株式数 420株(議決権所有割合:100.0%)
譲渡株式数 420株
譲渡価額 213百万円
異動後の所有株式数 0株

日程

株式譲渡実行日:2025年4月1日(予定)

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