トム・ホーバス氏登壇、D&Iイベントでチームビルディングを語る

広報室だより
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日本M&Aセンターは、国際女性デーを前に2月29日、東京本社でD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)イベントを開催しました。特別ゲストとしてバスケットボール指導者のトム・ホーバス氏を招き、D&Iマネジメントについてお話いただきました。会場以外にもオンライン配信で全国・海外の拠点を結び、約250人の社員が参加しました。

バスケットボール指導者

バスケを日本のメジャースポーツにしたい

ナショナルチームを率いて世界と戦うトム・ホーバス氏は冒頭で「日本でバスケットボールをメジャースポーツにしたい」と話します。プロバスケットボール選手を引退後、母国アメリカでIT企業の副社長も務めたホーバス氏は「ビジネスもスポーツと一緒で楽しくやることが大事。楽しくやると人間はポテンシャルを発揮できる」と経験則を語りました。

選手をリスペクトして、家族のように接する

東京五輪の女子バスケットボールで日本を銀メダルに導いた名将は、「いいチームは個人がアジャストして自分の役割を果たすこと」とチームビルディングのポイントに触れ、「ビジネスもスポーツと同じで、もっとうまくなりたいと思っていることが大切」と話します。選手とのコミュニケーションにおいて「選手をリスペクトして何を考えているか理解するために1人ずつ、ジョークも交えながら話すようにしている。選手をファミリーだと思っている」と指導者としてのスタンスも語りました。

日本M&Aセンター

日本バスケットボール界に大きな偉業を残し続けるレジェンドは、目標管理の要諦を「目標を設定する前によく考えてから決めるようにしている」と話し、「自分をコントロールしてチャレンジしてほしい。自分がどこまで行きたいか目標を作って、仲間に言うことでよりコミットメントできるようになる。目標達成までの道も楽しんでほしい」とエールを送りました。参加者からの子供の教育方法についての質問にも回答し、「子供にスポーツを好きになってもらうことが大切。ラブがDNAになる」と胸をたたきました。

トークセッション

多様なバックボーンを持つ社員や経営陣によるトークセッション

D&Iイベントでは、その他にも多様な役職やバックボーンを持った社員や経営陣も登壇しました。日本M&Aセンターホールディングスの竹内美奈子社外取締役は、多様な人材を活かす働き方について「本質として選択肢があること、働き方を選べることが大切。社員が権利と義務を果たすことで、その選択肢を増やすことができる。性別など大きな括りで捉えることではなく、1人1人の個に注目することが前提となる」と話しました。

トークセッション

個性を最大限活かすミッションドリブンなD&I

日本M&Aセンターの三宅卓社長は「当社は女性コンサルタントや女性管理職がどんどん増えている。1人1人の個性を最大限生かして、ミッションドリブンで爆発力を付けていくために、率先してD&Iを進めていく」とトップの考えを語りました。

多様な人材が最大限能力を発揮できる環境をつくり、イノベーションを生み出すため、日本M&Aセンターは「D&Iプロジェクト」に取り組んでいます。女性活躍を中心に各種数値目標を定めて、D&Iを推進しています。男性比重が高いM&A仲介業界において、リーディングカンパニーとして、多様な人材が活躍できる環境構築を重要な経営課題と位置づけて、様々な施策を行っています。

著者

M&A マガジン編集部

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日本M&Aセンター

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