トップ自らが語る、事業承継型M&Aの30年間のノウハウを大公開「事業承継セミナー LAST LIVE TOUR 2024」
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事業承継セミナー(LAST LIVE TOUR 2024)の第1回目が4月19日、東京本社で開催されました。当セミナーでは 「経営者同士が企業の未来について考える」 というテーマのもと、日本M&AセンターHDの三宅卓社長が30年以上にわたり蓄積してきた「事業承継型M&Aのノウハウ」を公開し、次世代に企業の価値を引き継ぐ方法について熱く語りました。真剣に将来を考える経営者の姿も印象的でした。セミナー終了後の名刺交換会では、「事業を譲りたい」と相談する人もおり、経営者にとって「経営者としての最後の大仕事」を考える機会となりました。セミナーは来年2月まで全国各地にて、計30回開催します。
熱心に受講される参加者のみなさま
企業の成長には「生産性の向上」が不可欠
中小企業庁が発表した「中小企業・小規模事業者におけるM&Aの現状と課題」によれば、「2025年には約60万社が黒字廃業の可能性がある」というデータが示され、事業承継が社会的な課題として認識されています。また、厚生労働省が発表した「人口動態統計速報(2023年12月分)」によると、人口は17年連続で減少しており、それに伴う生産人口の減少と経済の後退が懸念されています。三宅社長は、「経済が後退している中でも企業は毎年成長しなければならない」と述べ、そのためには設備投資、人材育成、業務のDX化による生産性の向上が不可欠であり、中小企業がこれらを自社単独で実現するのは難しいと指摘しました。
データに基づき解説する三宅社長
中小企業の生き残りには、事業承継と生産性向上の2つの課題解決が必要
三宅社長は、 「事業承継型M&Aは、企業の生産性向上と事業承継の両方を同時に解決できる手段である」 と述べ、自身が64歳で癌に罹患し将来の事業承継を考え始め、遺言書をまとめて家族会議を開いた経験談を語りました。M&Aによる事業承継で多く寄せられる質問についても解説しました。
M&Aを検討する前に必要な自社の株価算定
第2部としてグループ企業「企業評価総合研究所」の米澤恭子社長が登壇し、相続税評価とM&A株価評価の違いについて紹介しました。M&Aを検討する際に必要な企業評価算出方法を知っておくことは、適正な株価評価につながります。米澤社長は「健康診断を受けるように、自社の企業価値を知ることが大切」と語りました。
「自社の企業価値を知ることが大切」と語る、企業評価総合研究所の米澤社長
次回以降、全国各地にて計30回開催予定(2024年4月~2025年2月)
- 5月 8日: 札幌 ホテルモントレエーデルホフ札幌
- 5月 9日: 仙台 仙台ガーデンパレス
- 5月14日: 岡山 ホテルグランヴィア岡山
- 5月24日: 福岡 THE STRINGS HAKATA(ザ ストリングス 博多)
- 5月27日: 名古屋 THE STRINGS HOTEL NAGOYA(ストリングスホテル名古屋)
- 5月28日: 大阪 日本M&Aセンター 西日本支社「セミナールーム」
※以降の日時と会場の詳細は、下記バナーリンクよりご確認いただけます。