M&Aコラム(52ページ目)

『地域に密着した薬局をM&Aで成長し続ける組織に』メディカルシステムネットワーク

業界別M&A

地域に密着した薬局をM&Aで成長し続ける組織に北海道小樽市を拠点に創業メディカルシステムネットワーク(以下、メディシス社)は、1999年に北海道で創業した業界大手の東証1部上場企業です。北海道小樽市出身の田尻稲雄社長は、1891年に創業した医薬品製造・卸業の株式会社秋山愛生舘(現スズケン)の子会社であるメディカル山形薬品株式会社で代表取締役を務めたのち、メディシス社を設立されました。以来、北海道を

『地域に密着した薬局をM&Aで成長し続ける組織に』メディカルシステムネットワーク

親任せにしていませんか? ~継ぐ側こそ、知識が必要~

事業承継

先日、ある3姉妹にお会いしてきました。「本当にうちは、女系なんです。」そう笑っておっしゃったのは、社長を務めているご次女でした。「曽祖父が創業して、娘婿である父が継ぎ、私は3代目です。」お父様が倒れられたとき、お姉様はすでに海外で仕事をされていたので、ご次女である社長が跡を継いだそうです。「幸い、いまのところ事業は順調にいっているんです。」「でも、ちょっと恥ずかしい話でもあるんですけど、家族内でち

親任せにしていませんか? ~継ぐ側こそ、知識が必要~

【不動産業界向け】リフォーム会社のM&A iOffice 代表取締役 五十棲剛史氏レポート

業界別M&A

日本M&Aセンター不動産業界チームです。株式会社iOffice代表取締役五十棲剛史氏による不動産業界、特にリフォーム会社の領域に関してレポートをお届けします。@cv_button執筆者紹介株式会社iOffice代表取締役五十棲剛史氏京都生まれ。大手百貨店、コンサルティング会社を経て、1994年船井総合研究所入社。入社以来クライアントの業績アップ技術には長けており、「行列のできるコンサルタント」とし

【不動産業界向け】リフォーム会社のM&A iOffice 代表取締役 五十棲剛史氏レポート

シンガポール進出4年目を迎えて

海外M&A

日本M&Aセンターの初のASEAN海外拠点として、2016年4月にシンガポールに事務所を開設した。以来3年間の活動で得たシンガポールのM&A動向について記したい。ASEANにおけるM&A件数推移下の図を参照いただきたい。近年のアジアにおけるIn-Outの件数推移である。2018年はシンガポール企業の買収が53件と、最も多い。単年に限ったことではなく、ここ5年ほどはASEANのM&Aにおいて最も日本

シンガポール進出4年目を迎えて

カーブアウトの税務

M&A実務

現在の日本は、いざなみ景気を超えて戦後最長の景気拡大となっているとされている。しかし、少子高齢化、人口減少、財政問題など日本の将来に対する漠然とした不安、あるいは産業構造の変化が著しいビジネス環境において、自社のビジネスポートフォリオをスピーディーに入れ替える必要性を感じている人は多い。このような背景からか、ここ数年、カーブアウトやスピンオフにより企業が選択と集中を実行することを税務面からも後押し

カーブアウトの税務

カーブアウトの法務

M&A法務

カーブアウトの法的スキーム企業グループの既存事業を見直し、選択と集中を行う場合、ノンコア事業部門を事業売却する手法は、カーブアウト(又はスピンアウト)と称され、数多くの活用事例がある。ノンコア事業が100%子会社の形態で存在する場合は株式譲渡の手法によるが、企業内の事業部門である場合、以下が主要な方法である。1.事業部門を事業譲渡する2.事業部門を会社分割の方法で分割したうえでその事業部門を承継し

カーブアウトの法務

選択と集中(事業ポートフォリオの再構築)の効果的な進め方

M&A全般

「選択と集中」に関する誤った認識「選択と集中」あるいは「ノンコア事業の売却」(なお、ノンコア事業部門を事業売却する手法は、カーブアウト(又はスピンアウトと称される)とは、直接的に多角化経営を否定したり、あるいは現状厳しい事業を潔く速やかに売却することを推奨したり、ということではない。あらゆる全ての企業は多角化の歴史を辿り、今日の事業ポートフォリオに至っている。経営陣は、経営資源の配分を適切に調整し

選択と集中(事業ポートフォリオの再構築)の効果的な進め方

データと事例から見る上場企業による選択と集中の実態

調査データ

シャイアー買収に続きシードラを売却する武田薬品工業の経営方針『ドライアイ治療用の点眼剤「シードラ」を最大53億ドル(約5,830億円)でスイスの製薬大手ノバルティスに売却』-2019年5月上旬、武田薬品工業からまたしても大型M&A発表があった。昨年2018年春に世界を大きく賑わせたアイルランド製薬大手・シャイアーの大型買収(買収金額約7兆円)が完了して間もない中での発表である。重点を置く消化器系疾

データと事例から見る上場企業による選択と集中の実態

会社も家庭も、縁の下の力持ち。社長の“奥様”にとっての事業承継とは?

事業承継

結婚後、なんとなく家業を手伝うようになってから、いつの間にか深く携わることになってしまい早何十年・・・という中小社長の奥様は多いのではないでしょうか。家事や子育て、時には介護をしながら経営者である夫を支えるのは、並大抵のことではありません。そんな忙しい日々を過ごす社長の奥様が、ある日突然、社長から「会社の事業承継を考えている」と相談されたら・・・。会社は後継者がいれば必ず事業承継を成功させられると

会社も家庭も、縁の下の力持ち。社長の“奥様”にとっての事業承継とは?

法改正による調剤薬局の加速する業界再編(その中で、必要とされる薬剤師の存在)4月2日通知から読み解く2020年改定

業界別M&A

近年、調剤薬局の業界再編はますます加速している。2年に1度行われる調剤報酬改定によって、調剤薬局の運営を行い、且つ継続して安定した収益を出すことは非常に難しくなっている。@cv_buttonしかし、これは中・小規模調剤薬局に限ったことではなく、大手調剤薬局も対象である。大手調剤薬局6社は、過去5年間に200店舗を閉店している。すなわち不採算店の整理を行っておりその中には面対応・コンビニ併設店といっ

法改正による調剤薬局の加速する業界再編(その中で、必要とされる薬剤師の存在)4月2日通知から読み解く2020年改定

後継者問題を抱える 技術者集団の経営を「紡ぐヒト」

M&A全般

株式会社メイホーホールディングス所在地:岐阜県岐阜市事業内容:総合行政サービス業従業員数:688名(正社員)代表取締役尾松豪紀様(右から)アルト代表取締役社長小林薫様メイホーホールディングス代表取締役社長尾松豪紀様スタッフアドバンス代表取締役渡辺龍也様日本M&Aセンター西日本事業部長雨森良治「従業員の給与水準を高めるにはどうしたら良いのか」今から10数年前、すでに、人口減で市場が縮小する見通しのな

後継者問題を抱える 技術者集団の経営を「紡ぐヒト」

ビジネス環境ランキング第2位、シンガポールってどんな国?~駐在員だより~

海外M&A

マレー半島南端に位置するシンガポール共和国。マーライオンや、近年は近代的な形が特徴のホテル・マリーナベイサンズで知っている方も多いのでは?都市国家として成長を遂げる同国内に、当社シンガポール・オフィスが営業しています。日本M&Aセンター初の海外拠点であるシンガポールより、現地駐在員の井直大(いなおひろ)が“今”のシンガポール情報をお届け!ビジネスのしやすさはアジアナンバーワン!シンガポールで特徴的

ビジネス環境ランキング第2位、シンガポールってどんな国?~駐在員だより~

「今日からM&A担当です」と言われたら―!?知っておきたいM&Aに関する資格あれこれ

広報室だより

M&Aについてはなんとなく知っている。むしろ少し興味はある。けれど、「今日からM&A担当としてよろしくね」と言われたら―あなたならどうしますか?7年前初めてM&A担当になり、お客様の様々な要望に応えるため、2014年にM&Aシニアエキスパート資格を取得した、株式会社東邦銀行法人営業部営業渉外課主任調査役佐藤智春さん。「資格取得はゴールではなくスタート、今は資格をどう活かしていくかを考えています」と

「今日からM&A担当です」と言われたら―!?知っておきたいM&Aに関する資格あれこれ

【銀行→投資会社→IT企業】50年の経験とM&A-エヌヴイ・コミュニケーションズ相談役・熊田恒雄氏コラム

業界別M&A

私は団塊の世代に生まれ高度成長期に銀行の融資部門を経験し、日本企業の国際化の中でアメリカに通算11年駐在した。その後30年の銀行勤務経験を経て投資会社の役員へと転身し、ファンド運営と事業再生投資に携わり、多くの企業経営と事業の再生を経験した。さらには投資先のIT企業の経営を通じ、一貫して考えていたのは企業、産業の発展、再生、再編にはM&Aが大きな役割を果たしていることだ。シュンペーターの経済発展論

【銀行→投資会社→IT企業】50年の経験とM&A-エヌヴイ・コミュニケーションズ相談役・熊田恒雄氏コラム

【2019年】IT業界の歴史とM&Aトレンド-IT業界M&Aコラム

業界別M&A

2018年、IT業界ではM&A件数が1070件と、国内で初めて1000件を超え史上最多になるなど近年かつてないほどM&Aが活況な業界となっております。今後こちらのコラムでは、そうしたIT業界のM&Aトレンドや成功事例・失敗事例等を定期的にご紹介させて頂きたいと思います。@cv_buttonIT業界の歴史とM&Aトレンド先ず、IT業界の歴史と合わせて、M&Aのトレンドを俯瞰して見ると、上記の図のよう

【2019年】IT業界の歴史とM&Aトレンド-IT業界M&Aコラム