ソニー(6758)、パナソニック(6752)、有機ELディスプレイパネル事業を会社分割により新会社に承継
株式会社産業革新機構(INCJ)、株式会社ジャパンディスプレイ(6740)(JDI)、ソニー株式会社(6758)、及びパナソニック株式会社(6752)は、有機ELディスプレイパネルの量産開発加速及び早期事業化を目的として、ソニー及びパナソニックが有する有機ELディスプレイパネルの研究開発の機能を統合し、株式会社JOLEDを設立することに最終合意した。
ソニーとパナソニックは、平成27年1月5日を効力発生日として、それぞれが保有する有機ELディスプレイパネルの研究開発に関する資産および関連知的財産などを新会社へ吸収分割の方法により承継させ、その対価として新会社の普通株式および議決権を有しない種類株式を受領する。
同日付でINCJとJDIは、現金を出資し、新会社の普通株式を受領する。これにより、JOLEDの議決権は、INCJが75%、JDIが15%、ソニー及びパナソニックがそれぞれ5%ずつ保有する予定。
JOLEDは、ソニー、パナソニックが持つ有機EL成膜技術、酸化物半導体技術、フレキシブルディスプレイ技術等の世界最高水準にある有機ELディスプレイパネル技術とリソースを結集し、JDIが培ってきたディスプレイ技術と融合することで、有機ELディスプレイ分野におけるリーディングカンパニーを目指す。