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パイオニア(6773)、DJ機器事業を譲渡へ

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パイオニア株式会社(6773)は、グループのDJ機器の開発・製造・販売に関する事業を、会社分割および事業譲渡の手法を用い、Kohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.(KKR)の関連者である投資ファンドが実質的に全株式を保有するPDJホールディングス株式会社(PDJHD)に譲渡することに関して、同社との間で株式譲渡契約を締結することを決定した。譲渡価額は590億円。

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パイオニアのDJ機器事業については吸収分割の方法により、パイオニアグループにおけるDJ機器事業については事業譲渡の方法により、それぞれ平成27年3月2日を効力発生日として、新たに設立するパイオニアDJ株式会社(仮称)ならびに英国および米国に設立するパイオニアDJの販売子会社に承継させる。同日付で、パイオニアDJの発行済株式の全部をPDJHDに譲渡する予定。
なお、パイオニアはPDJHDの議決権比率の14.95%に相当する株式を第三者割当増資により引き受け、パイオニアDJに対してパイオニアおよびパイオニアDJの商標および商号を使用許諾する。

パイオニアは、主力のカーエレクトロニクス事業に経営資源を集中的に投下するとともに、それ以外の事業については外部資本の活用等により抜本的な事業転換を図り、独立系カーエレクトロニクスメーカーとして企業価値の向上を目指す。

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