日清紡HD(3105)、株式交換によりグループの無線通信事業を再編
日清紡ホールディングス株式会社(3105)の子会社である日本無線株式会社(6751)及び長野日本無線株式会社(6878)は、日本無線を株式交換完全親会社とし、長野日本無線を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、両社間で株式交換契約を締結した。長野日本無線株式1株に対して、日本無線の普通株式0.698株を割り当て交付する。
本株式交換効力発生日に先立ち、長野日本無線の普通株式は、株式会社東京証券取引所市場第二部において、上場廃止となる予定。
また、日本無線は、日本無線を株式交換完全親会社とし、上田日本無線株式会社(長野県上田市)を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、両社間で株式交換契約を締結した。
上田日本無線の普通株式1株に対して、日本無線の普通株式11株を割当て交付する。
日本無線は、無線通信技術、情報技術をベースに海上機器事業、通信機器事業、ソリューション・特機事業の各事業において独自技術を開発し、発展してきた。
長野日本無線は、エレクトロニクスメーカーとして発展し、現在はソリューション・特機、情報通信・電源、メカトロニクスの三つの事業分野で積極的な事業展開を図っている。
また、上田日本無線は、通信機器、産業用電子機器及び医用電子機器等、幅広い分野に亘る商品の開発と生産を行っている。
日清紡HDは、事業の一体運営とガバナンス体制の強化を図り、グループのエレクトロニクス事業、無線通信分野事業の成長を目指す。
●今後のスケジュール
最終売買日(長野日本無線) 平成28年3月16日
上場廃止日(長野日本無線) 平成28年3月17日
両株式交換効力発生日 平成28年3月23日