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ダイキン工業(6367)、米国のエアフィルタメーカー フランダース社を買収

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ダイキン工業株式会社(6367)は、子会社のアメリカンエアフィルタ社(米国、AAF社)を通して、米国のエアフィルタメーカー、フランダース社を買収することを決定した。
買収価額は約507億円。

フランダース社は、米国トップシェアのエアフィルタメーカーで、特に製薬や食品分野などクリーンルーム向けの高機能・高付加価値商品に特化している。

ダイキングループのエアフィルタ事業は、AAF社や日本無機株式会社(東京都中央区)により、北米・欧州・中国・東南アジア地域と日本に生産拠点を構え、ビルや工場空調向けの業務用エアフィルタや、プラントの集塵システムなどエンジニアリングの分野で事業を展開している。
AAF社は、グローバル各地域に密着し、幅広い市場のニーズに応じた商品の開発・生産・販売・サービスを行っている。

ダイキンは、フランダース社の事業をAAF社に統合することにより、エアフィルタで世界最大の市場といわれる米国でトップメーカーとなる。さらに、フランダース社の強みであるクリーン機器やハイエンドのエアフィルタ商品を、AAF社のグローバルな販売網の活用により拡販する等のシナジーを見込む。

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