M&Aニュース

成長戦略セミナー

横河電機(6841)、英国の石油・ガス産業向けコンサルティング KBC社を完全子会社化へ

更新日:

横河電機株式会社(6841)は、英国AIM上場のKBC Advanced Technologies plc(KBC社)の全株式をスキーム・オブ・アレンジメントの手法により現金にて取得し、同社を完全子会社化することに合意した。取得価額は約297億円。

KBC社は、英国・米国・シンガポールを主な拠点として、国営石油会社や国際石油資本、独立系石油会社といった石油・ガス産業を対象に、ガス生産から精製までの一連のプロセス管理やコスト削減業務に関するソフトウエアおよびコンサルティング・サービスを提供している。

横河電機は、自社の持つ産業機器をはじめとした産業オートメーション分野における強みと、KBC社の持つ経営層向けのソフトウエアおよびコンサルティング・サービスを融合することで、多様な顧客の資産のライフサイクルに応じたソリューションをワンストップで提供することを目指す。

●今後のスケジュール
買付け終了日 2016年4月~6月
効力発生日   2016年4月~6月

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

横河電機に関連するM&Aニュース

横河電機、再生可能エネルギー監視ソリューション提供の独BaxEnergyを買収

横河電機株式会社(6841)は、BaxEnergy(ドイツ・ハノーバー)を買収した。横河電機は、主力の制御事業、現場から経営レベルまでの顧客価値を最大化する総合的ソリューション、生産性向上のための各種ソフトウエア、生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計、プログラマブルコントローラ、工業用記録計等を提供している。BaxEnergyは、再生可能エネルギー監視ソリューション(Rene

横河電機、電磁流量計メーカーのインドAdept Fluidyneを買収

横河電機株式会社(6841)は、インド電磁流量計市場における国内トップメーカーの1社であるAdeptFluidynePvt.Ltd.(インド、マハーラーシュトラ州プネ市、以下「Adept」)を買収する契約を締結した。買収手続きは2024年3月末までに完了する予定。横河電機は、1987年、インドに現地法人を設立し、エネルギー産業などのプラント向けの制御システムや計測機器を提供してきた。上下水分野では

横河デジタル、ALGO ARTISと資本業務提携契約を締結

横河電機株式会社(6841)の完全子会社である横河デジタル株式会社(東京都武蔵野市)は、株式会社ALGOARTIS(東京都千代田区)と資本業務提携契約を締結した。横河デジタルは、製造業に対する経営コンサルティングサービス、AI・IIoT・クラウド・サイバーセキュリティ等を活用したDX・ITサービス、ソフトウェアサービスの開発・提供、AIの研究開発・提供(トレーニングプログラムを含む)等を行っている

セキュアとアムニモが資本業務提携へ

株式会社セキュア(4264)は、アムニモ株式会社(東京都武蔵野市)が実施する第三者割当増資を引き受け、資本業務提携に合意した。セキュアは、監視カメラシステムや顔認証・入退室システム等のAIソリューションの提供を行っている。アムニモは、横河電機株式会社の新規事業で立ち上がったベンチャー企業。IoTデバイスとクラウドサービスを組み合わせた映像ソリューション、IoTソリューション、AIソリューションの提

OKI、YOKOGAWAグループの航空機用計器事業を譲受け

沖電気工業株式会社(6703、OKI)は、横河電機株式会社(6841)、横河マニュファクチャリング株式会社(東京都武蔵野市)と、YOKOGAWAグループの航空機用計器事業を取得する事業譲渡契約を締結した。OKIは、情報通信、メカトロシステム、EMS、プリンターなどの各分野における製造・販売およびこれらに関するシステムの構築・ソリューションの提供、工事・保守・その他サービスなど事業を展開している。横

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A」に関連するコラム

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて

シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

海外M&A
シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら人件費、賃料、ビザ発行要件、すべてが「高い」シンガポールASEANのハブと言えば、皆さんが真っ先に想起するのはシンガポールではないでしょうか。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールでは87社の統括機能拠点が確認されています。東南アジアおよび南西アジア地域最大の統括拠

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年2月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829

月別M&Aニュース

注目ニュースワード