事業承継セミナー

ローソン(2651)、ポプラ(7601)と共同運営会社設立のため会社分割

更新日:

ローソン(2651)は、ローソンを分割会社、100%子会社として設立したローソン山陰(鳥取県米子市)を承継会社とする会社分割(会社分割①)、およびポプラ(7601)を分割会社、ローソンを承継会社とする会社分割(会社分割②)を承認することを決定した。

会社分割②にあたって、ローソンは分割会社であるポプラに対して現金676百万円を交付する予定。

また、平成28年9月14日付でローソン山陰は、ポプラを分割会社、ローソン山陰を承継会社とする会社分割(会社分割③)、およびポプラの100%子会社であるポプラ・プロジェクト(広島市)を分割会社、ローソン山陰を承継会社とする会社分割(会社分割④)の承認決定を行う予定。
ローソン山陰は、本会社分割③についてポプラに対してローソン山陰の普通株式4,183株(本会社分割後の発行済株式総数の29.28%)を交付し、本会社分割④については、ポプラ・プロジェクトに対して普通株式102株(本会社分割後の発行済株式総数の0.71%)を交付する予定。

本件により、ポプラとローソンは、両社の共同出資によるローソン山陰を設立し、2016年11月より、現在、山陰エリアでポプラ店舗を運営している加盟店および直営店のうち、「ローソン・ポプラ」へブランド移行する54店と、ローソン鳥取支店・島根支店が運営するローソン235店の合計289店を併せて運営するエリアフランチャイズ事業を開始する。

●今後のスケジュール
会社分割①~④に係る吸収分割契約締結日 平成28年9月15日
本会社分割①~④の分割期日(効力発生日) 平成28年11月1日
対価交付日 平成28年11月1日

食品小売・コンビニ業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ローソンに関連するM&Aニュース

KDDI、ローソンに対しTOBを3月28日実施へ

KDDI株式会社(9433、以下「公開買付者」)は、2024年2月6日付「株式会社ローソン(2651)に対する公開買付けの開始予定及び資本業務提携契約の締結に関するお知らせ」(その後の訂正を含み、以下「2024年2月6日付公開買付者プレスリリース」)にて公表していたとおり、株式会社ローソン(2651、以下「対象者」)の親会社である三菱商事株式会社(以下「三菱商事」といい、公開買付者及び三菱商事を総

三菱商事・KDDI・ローソン、資本業務提携契約を締結 KDDIはローソンにTOB実施へ

三菱商事株式会社(8058)、KDDI株式会社(9433)、株式会社ローソン(2651)の3社は、2024年2月6日、「リアル×デジタル×グリーン」を融合させた新たな生活者価値創出に向けた資本業務提携契約を締結した。また、三菱商事とKDDIは、公開買付け等によるローソンの非公開化に関する取引に合意し、KDDIはローソンに対する公開買付け(TOB)の実施を予定している。本取引の完了後、三菱商事とKD

ローソン、中国で小売事業を展開する天虹微喔の株式全持分譲受け合意

株式会社ローソン(2651)の子会社である羅森(中国)投資有限公司傘下の羅森(広東)便利有限公司(中国広東省、広東ローソン)と中華人民共和国で小売事業を展開する天虹数科商業股份有限公司(中国広東省深セン市、天虹数科商業)は、天虹数科商業傘下の天虹微喔便利店(深圳)有限公司(中国深圳市、天虹微喔)の株式の全持分を、天虹数科商業より広東ローソンが譲り受けることに合意した。天虹微喔の株式の全持分の譲受後

ローソン(2651)、シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)のコンビニ事業の一部を会社分割により譲受け

ローソン(2651)とシー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)は、シー・ヴイ・エス・ベイエリア社のコンビニエンス・ストア事業の一部(直営店91店舗、加盟店5店舗)をローソン及びローソンが新設する予定の100%子会社株式会社ローソンアーバンワークスを承継会社とする会社分割について承認することを決定した。本件分割の対価として、ローソンより現金4,473百万円、ローソンアーバンワークスより現金361百万

三菱商事(8058)、ローソン(2651)株式を公開買付け

三菱商事(8058)は、ローソン(2651)の普通株式に対する金融商品取引法による公開買付け(TOB)実施を決定した。本件はローソンの連結子会社化を企図する一方、ローソンの上場は維持される方針。ローソン取締役会は賛同の意見を表明している。買付価格は1株8,650円。買付予定数及び買付予定数の上限は16,649,900株で、下限は設けていない。これにより議決権所有割合は33.47%から50.10%と

この記事に関連するタグ

「グループ内再編・会社分割」に関連するコラム

分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

M&A全般
分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

企業の規模に関わらず、専門性の強化、迅速な事業展開などを目的に分社化が行われています。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。日本M&Aセンターでは、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら分社化とは?分社化とは、複数の事業を持つ企業

子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

M&A全般
子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定機関(株主総会)が特定の会社(親会社)に支配された状態にある会社を指します。株主総会では、決算承認・配当金額・役員報酬などさまざまな事項を決定します。こうした会社の経営に関する重要な事項を決定する権限

会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

M&A全般
会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

会社分割とは?会社分割とは、会社の一部または全ての事業を切り離し、別会社に移転するM&A手法です。多くの場合、第三者に事業を継承してもらい、企業再編を図るために用いられます。会社分割の対象となる事業が抱える義務や権利は、移転先の会社に全て引き継がれるのが特徴です。移転先は新設会社・既存会社の2つが考えられ、それぞれ名称が異なります。新設した会社に移転するのが「新設分割」、既存会社に事業を移転するの

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年9月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード