西日本旅客鉄道(9021)、三菱重工業(7011)傘下の菱重プロパティーズを子会社化
西日本旅客鉄道(9021)は、三菱重工業(7011)が100%出資する菱重ファシリティー&プロパティーズ株式会社(東京都港区、菱重F&P)から、菱重プロパティーズ株式会社(同区)の発行済株式総数の70%を取得する株式譲渡契約を締結した。
取得価額は97,000百万円。
なお、本件にあたり、菱重F&Pの不動産関連事業について、菱重F&Pを分割会社、菱重プロパティーズを分割承継会社とした会社分割(吸収分割)を平成29年1月1日付で実施し、菱重プロパティーズの株式は菱重F&Pが70%、三菱重工が30%保有することとなる。その後、西日本旅客鉄道が同年2月1日付で菱重F&Pが保有する菱重プロパティーズの株式70%を取得する。
菱重プロパティーズは、首都圏をはじめとする有望な市場において住宅分譲事業を展開するほか、好立地で良質な賃貸物件を保有している。
本件により、西日本旅客鉄道は、首都圏における不動産事業推進の足掛かりとなる拠点を獲得するとともに、三菱重工とのパートナーシップのもと自社グループのノウハウを活用して不動産事業の拡大・強化を目指す。
●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成29年2月1日