会社売却先シミュレーション

永谷園HD(2899)、英国フリーズドライ事業会社Chaucer Food Groupを買収

更新日:

永谷園ホールディングス(2899)は、英国のフリーズドライ食品会社Chaucer Food Groupの親会社であるBroomco (3554) Limited(Broomco社)の株式を産業革新機構と共同で取得することを決定し、株式譲渡契約を締結した。

Broomco社に対する出資比率は、永谷園HDが60%、産業革新機構が40%となる。まず永谷園HDがBroomco社の発行済株式の全てを取得した後に、産業革新機構にその40%分の株式を譲渡する。

Chaucer社は、英国を本拠とし世界各地にグローバルな販売チャネルと生産拠点をもつフリーズドライ食品及びパン製品メーカー。

永谷園HDは、Chaucer社の海外における豊富な経営資源と、永谷園グループが培ってきた製造ノウハウを融合させ、グループ全体での海外事業の拡大・強化を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成28年12月9日

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

永谷園ホールディングスに関連するM&Aニュース

永谷園HD、MBOが成立し上場廃止へ

エムキャップ十二号株式会社(東京都千代田区)による、株式会社永谷園ホールディングス(2899)の公開買付け(TOB)が2024年7月16日をもって終了した。永谷園ホールディングスは、所定の手続を経て上場廃止となる。本公開買付けにおいては、応募株券等の総数(12,783,759株)が買付予定数の下限(9,564,700株)以上となったため成立している。親会社及び主要株主である筆頭株主の異動について異

永谷園HDがMBOで株式非公開化へ、1株3100円で買い付け

エムキャップ十二号株式会社(東京都千代田区、以下「公開買付者」)は、株式会社永谷園ホールディングス(2899、以下「対象者」)の普通株式を金融商品取引法による公開買付け(TOB)により取得することを決定した。永谷園ホールディングスは上場廃止となる予定。エムキャップ十二号は、本公開買付けを通じて対象者株式を所有することを主たる目的として設立された株式会社。永谷園ホールディングスは、グループ全体の経営

永谷園(2899)、大阪の麦の穂HDを子会社化

株式会社永谷園(2899)は、株式会社麦の穂ホールディングス(大阪市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は概算で9,440百万円。麦の穂HDは、主力ブランドである「ビアードパパ」のシュークリームをはじめとする菓子の製造販売を行っており、国内外に直営・フランチャイズの販売チャネルを有する。永谷園は、既存事業との間での相乗効果が見込まれる事業領域に裾野を広げることで、顧客のニーズに

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年12月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード