会社売却先シミュレーション

日本ハム(2282)、ウルグアイの大手食肉処理会社Breeders & Packers Uruguay S.A.を子会社化

更新日:

日本ハム(2282)は、ウルグアイのBreeders & Packers Uruguay S.A.(BPU社)の発行済全株式を取得し、子会社化することを決定するとともに、株式譲渡契約を締結した。

取得価額は、14,985百万円。

日本ハムは、海外における牛肉生産事業の拡大に取り組んでいる。

BPU社は、ウルグアイの大手食肉処理会社。最新鋭の設備を備える工場で処理・加工した製品を中国、欧州及び米国などに輸出している。

ウルグアイは、畜産を主要産業としており、トレーサビリティシステムの徹底や成長ホルモンや抗生物質の使用禁止といった施策を行うことで保持されている透明性や安全性は、付加価値として認知されつつある。

本件M&Aにより、日本ハムは、現在豪州を中心に展開している牛肉生産事業の基盤を南米に拡大するとともに、北米や欧州、アジアなどの新興地域に対する食肉供給能力の増強を図ることで、企業価値の向上を目指す。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成29年5月31日

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日本ハムに関連するM&Aニュース

日本ハム、ウルグアイで牛肉の食肉処理および販売を行う子会社Breeders & Packers Uruguay S.A.を譲渡へ

日本ハム株式会社(2282)は、連結子会社であるBreeders&PackersUruguayS.A.社(ウルグアイモンテビデオ、以下BPU)の全株式を、MinervaS.A.(ブラジルサンパウロ、以下Minerva)に譲渡することを決定した。日本ハムは、食品の製造・販売等を行っている。BPUとMinervaは、両社ともに牛肉の食肉処理および販売を行っている。BPUは、ウルグアイにおいて単独工場と

ニッポンハム、グループ内の3社を合併・経営統合へ

ニッポンハムグループは、日本ハム北海道ファクトリー株式会社(北海道旭川市)、株式会社函館カール・レイモン(北海道函館市)、株式会社ジャバス(茨城県筑西市)の3社合併により経営統合を行うことを決定した。存続会社は日本ハム北海道ファクトリー株式会社(社名変更なし)。本件により、以下項目の実現を図る。(1)3社が持つ技術や知見を結集し、より魅力的な商品開発・供給につなげる。(2)北海道北広島市で建設が進

日本ハム(2282)、アクシーズ(1381)と資本業務提携

日本ハム(2282)は、アクシーズ(1381)との間で、資本業務提携契約を締結し、資本業務提携の実施を決定した。日本ハムは、アクシーズ普通株式における発行済株式総数の8.90%相当である500,000株を取得する。日本ハムグループは、食肉事業部門において、国内事業の競争優位性の確立と、グローバル市場における売上拡大に向けた海外事業の拡充に積極的に取り組んでいる。アクシーズは、鶏肉及びその加工食品の

日本ハム(2282)と北海道乳業、資本業務提携へ

日本ハム株式会社(2282)は、北海道乳業株式会社(函館市)との間で資本業務提携に向けた基本合意書の締結を決定した。日本ハムは、北海道乳業の行う第三者割当増資のうち、発行済株式総数の20%を引受ける予定。日本ハムグループは、乳製品事業において、供給能力の増強や原料調達力の強化、商品開発力の強化等に取り組んでいる。北海道乳業は、北海道の道南エリアを地盤とする有力な乳業メーカーであり、新鮮な生乳の調達

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年4月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30

月別M&Aニュース

注目ニュースワード