楽天(4755)、プラスワン・マーケティングの国内MVNO事業を吸収分割により承継
楽天(4755)は、会社分割(吸収分割)の方法により、プラスワン・マーケティング株式会社の営む国内MVNO事業(一部サービスを除く)を承継することを決定した。
楽天は、本会社分割の対価としてプラスワン・マーケティングに金銭520百万円を交付する。
なお、本件では、freetel mobile(フリモバ)ブランドの通信事業、プリペイドSIMに関する事業及び通信事業に附帯する一部のサービスは承継対象外となる。
楽天グループは、2014年10月に MVNO として「楽天モバイル」のサービスを開始した。以降、グループのエコシステムを活用することで、利用者を拡大してきた。
プラスワン・マーケティングは、「FREETEL」としてモバイル端末事業、MVNO事業の2領域を主に展開してきた。中でも、モバイル端末事業は、北米・南米・アジア・アフリカ市場にも進出してきた。
本件M&Aにより、楽天は、プラスワン・マーケティングの国内MVNO事業を取り込み事業シナジーを創出することで、国内MVNO市場における事業規模の更なる拡大を目指す。
●今後のスケジュール
実施予定日(効力発生日) 平成29年11月1日