株価算定シミュレーション

雪印メグミルク(2270)、豪州のチーズ製造会社を買収

更新日:

雪印メグミルク(2270)グループは、豪州のUdder Delights Group Pty Ltd社の新設会社であり同社のチーズ製造販売事業を承継したUdder Delights Australia社(南オーストラリア州、UDA社)の株式90%を取得した。

取得価額は1,239百万円。90%株式のうち、45%を雪印メグミルクが、残り45%を雪印メグミルク連結子会社である雪印オーストラリア有限会社が取得した。

雪印メグミルクグループは、現在、日本を中心に、インドネシア、豪州の3カ国にチーズの製造拠点を持ち、各国において販売事業を展開している、

UDA社は、南オーストラリア州アデレード近郊を本拠とし、白カビを中心としたカビ系ナチュラルチーズを製造・販売している。

本件M&Aにより、雪印メグミルクグループは、UDA社と雪印オーストラリアとの商品開発やマーケティング戦略におけるシナジーを追求することで、豪州におけるカビ系チーズ事業の基盤の一層の強化を図る。

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

雪印メグミルクに関連するM&Aニュース

雪印メグミルク、チーズ加工のヨシダコーポレーションを子会社化

雪印メグミルク株式会社(2270)は、株式会社ヨシダコーポレーション(愛知県愛西市)の発行済株式の51%を取得し、子会社化すると発表した。雪印メグミルクは、牛乳、乳製品及び食品の製造・販売等を行っている。ヨシダコーポレーションは、ナチュラルチーズおよびプロセスチーズの製造・加工を行っている。株式取得の目的チーズ加工に強みを持つヨシダコーポレーションを戦略パートナーとして、雪印メグミルクは「プラント

雪印メグミルク(2270)、千趣会(8165)と資本業務提携

雪印メグミルク株式会社(2270)と株式会社千趣会(8165)は、千趣会100%子会社である株式会社主婦の友ダイレクト(東京都千代田区)へ雪印メグミルクが資本参加することについて合意した。雪印メグミルクは、主婦の友ダイレクトの第三者割当増資を引き受け、議決権比率を33.4%とする。主婦の友ダイレクトは社名を「株式会社ベルネージュダイレクト」に変更する予定。雪印メグミルクは、「毎日骨ケアMBPⓇ」な

雪印メグミルク<2270>、協同乳業とグループ間で資本・業務提携へ

雪印メグミルク株式会社は、協同乳業株式会社と資本・業務提携を実施することについて基本合意書を締結した。雪印メグミルクは協同乳業の普通株式発行済株式総数の20%を、平成24年度中を目処に取得する。雪印メグミルクグループと協同乳業グループは、既存の枠組みを超えた協力体制を構築し、共にコスト競争力のある強い乳業会社を目指す。

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

M&A全般
【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業承継
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年9月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード