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エア・ウォーター(4088)、ケミカル関連事業の一部を新日鐵住金(5401)及び新日鉄住金化学に譲渡

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エア・ウォーター(4088)は、ケミカル関連事業の一部を、新日鐵住金(5401)及び新日鉄住金化学株式会社に対して譲渡することを決定し、エア・ウォーターと新日鐵住金及び新日鉄住金化学との間でそれぞれ事業譲渡契約を締結した。
譲渡価額は約150億円。

今回譲渡対象となるのは、コークス炉ガスの精製事業及びコークス炉ガスの精製に伴い分離される副産品(粗ベンゼン、硫酸、硫酸アンモニウム、液体アンモニウム等)の販売事業。

なお本件に関連してエア・ウォーターは、新日鉄住金化学との共同出資により設立した合弁会社であり、タール蒸留事業を行う株式会社シーケムについては、新日鉄住金化学がシーケムを完全子会社化することによって合弁事業を解消する。

エア・ウォーターグループは、安定して収益を生み出す事業ポートフォリオの最適化に取り組んできた。ケミカル関連事業については、炭素材事業やファインケミカル事業、タール蒸留事業等のコールケミカル事業を展開する他、2015年からはコールケミカル以外にも事業領域を拡大してきた。

本件M&Aにより、エア・ウォーターグループは、機能化学品分野の経営資源を統合しケミカル関連事業の再構築を行い、機能化学品メーカーとして安定した収益を持続的に生み出す事業構造への転換を進める。

●今後のスケジュール
事業譲渡期日 2019年4月1日

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